自分の感性を探る講座で発見したこと
12/52024
カテゴリー:強み分析
現在、読書コミュニティ「flier book labo」さんのキャンプ(数ヶ月で1テーマを学ぶ講座)に参加しています。ジュエリーブランドの会社HASUNAの代表、白木夏子さんがファシリテーターをしてくれています。
テーマは、「感性からはじめるセルフブランディング」です。
フリーランスや副業を始めた人が、自分の魅せ方をどうしていくか探っていく講座です。
あらためて、「自分って何が好きで、何を大切にしているのかなあ?」と思ったのと、
自分が運営しているコミュニティ(ひとり仕事を楽しむコミュニティ)に持ち帰って
メンバーにシェアできたらいいなあと思って参加しました。
与えられた課題と、そのための行動で発見したことがありましたので、
途中経過として書いてみます。
与えられた課題は、「自分の好きなもの」のコラージュ
この講座の最終成果物は、「セルフブランドブック」(自分の強みや魅力を伝える冊子)の作成です。
その前段階として与えられた課題は、
雑誌などを買ってきて、自分が好きだと思う部分を切り取り、紙にコラージュするというもの。
この課題を与えられたときに面白いと思ったのが、
「なるべく左脳を使わずに、右脳だけで作業する」
ということです。
どうしても左脳的な論理思考になると、
「こうしたほうがよく見られるんじゃないか」
「自分はこうすべきじゃないか」
と色々考えてしまうので、右脳的な感性を鈍らせてしまうと。
ですので、言われたのは
「なるべくラジオなどを聞いて頭で考えないようにして感覚でやってください」
ということでした。なるほどーー!!と。というわけでVoicy(ラジオ)を聞きながらのんびりすることにしました。
「感覚で選ぶ」って意外と難しい
でも、この「感覚で自分の好きなものを選ぶ」ってできるようで、なかなかできなくて。
早速本屋さんに行って、雑誌を探しました。
そこで、早くも壁にぶち当たり。
というのも、私は普段雑誌を読まないのでまずどんなものがあるかわからないんですね。
料理、ファッション、暮らし、、、なんかは「いいかも」と思うものがあったけど、
なんだか買う気がしなくて。
普段何かしら私達は「これいいな」と思う「基準」を持っているはずなのに、意識しだすと
わからなくなるものですね。
結局、本屋さんでは見つからずに古本屋さんに行って、
なんとか雑誌選びしてみました。
鎌倉とか朝ご飯系、美術館はわかるにしても全然知らない画家の画集を買ってしまうのは意外でした。
皆さんのお話を聞いてまた迷う
この講座では、インターバル期間中にグループで勉強会をします。
そこで、皆さんの途中経過を見せてもらったんですね。
そしたら、
- センスがいいなー私にはできなさそう…
- 自分の好きなものをよくわかってる感じだなー
- カテゴライズしたほうがすっきりするのかなあ…
などなどまた「頭」で考え始めてしまって、進まなくなってしまい。
そして、大きな発見が
「なんか人と被ってない?」
ってことだったんですね。
あれ、私感性で選んだつもりだけど、
「こう見られたい」という気持ちが働いてたんじゃ…
なんて疑心暗鬼にもなったり。本当に自分の感性だけで選んだんだろうか。
ここまできて、
ああ、やっぱり私って頭で考えちゃう派なんだな…と、気づきました。
そこで、一旦また頭を空っぽにして
個人的に気に入ってる街(アートと古本屋が多い街)に行ってきました。(自分は新しいものより古いものが好きということもあらためて知りました)
そして、何も考えずに「これいいな」と思った写真を撮りました。そこではっと気づきました。普段私は写真を撮ることが多いのですが「自分が撮ってきた写真に感性が眠ってるんじゃない?」ということを。普段読まない雑誌よりも撮ってきた写真を漁ってみるのも良いかなーと気づきになりました。
※街で見かけたアトリエ。こういう「作る」場所ってすごく好きですねー。
そして、今回は何も考えずに古本屋でちょっとでも気になった本を買ってきました。
そしたらですね、本当にジャンルがバラバラで普段読まないものばかりになったんですね。
美術館は好きなのでいいとしても、
パンセ書いたパスカルとか、ベンヤミンとか、名前だけ知ってる哲学者だし、親鸞は浄土真宗の人だし、
思想に興味あるんかい!という感じで。(というか本だしコラージュできないかも)
でも、こういう「無意識」に選んだものってやっぱり
自分が気になるものだと思うんですよね。
何より、普段Amazonなどでリコメンドされて買う方法よりも
楽しく買えた気がします。(ちゃんと読むかはわからない)
これでちゃんとセルフブランドブックが出来上がるのか、
そしてそれはどういうものになるのか全く想像できない。でもなんだか楽しいですね。
普段私達は
「こう見られたい」
「あの人が買ってたから私も買う」
など外部から影響を受けまくっているけど、
本当に何も考えずに感性だけで選んでみる訓練をしてみると
自分でも「???」というものを選んでしまう。でもそこに
「誰がなんと言おうと私はこれが好きなんだ!」という熱量のヒントがあると思っています。
編集後記
昨日は、大きな組織変更があった会社のメンバーの方と打ち合わせ。
自分だけでは体験できない疑似体験をさせてもらっています。
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黄金町バザールで買い物