税理士に限らず数値・お金を扱う仕事は、非常に神経を使います。

独立してから直接お客様に金銭的な被害を与えてしまったことはないのですが、ヒヤッとしたり、小さな間違い・勘違いによって迷惑をおかけしてしまうことがあります。

そんなとき

「あんなにチェックしたのに。やってしまった・・」

と落ち込んでしばらく仕事が手につかなくなるのですが、それではいけないと思い「間違いノート」を作成しています。

小さなミスは大きなミスに繋がる

甚大な被害を与えてしまう大きなミスはともかく、小さなミスは見過ごしがちです。

私の場合解決した途端に記憶が薄れてしまうので、Evernoteの間違いノートに必ずメモするようにしています。

小さなミスだからといって見逃していると、大きなミスに繋がると思っています。

大きなミスも小さなミスが積み重なって起こっている場合が多いからです。

なので小さなミスで済んで「よかった」と思うのではなく小さなミスこそ防いでいこうと思っています。

ひとり仕事に必ず必要なチェックリストも間違いノートから

大きな組織のように何回もチェックされるならまだしもひとり仕事はチェックしてくれる人がいないのでチェックリストは必須になります。

それも都度見直しが必要で形骸化しないようにしています。

組織でもマニュアルが形骸化してチェック機能を果たしていないこともあるのを知っているので尚更です。

ひとり仕事の場合、画一的なマニュアルではなく自分がミスしやすいところを重点的にチェックするオリジナルのリストを作ることができるのは利点です。

そのときに役に立つのがささっとメモした「間違いノート」です。

間違いノートを見るだけで、「なぜ間違えたか」「再発を防ぐにはどうしたらいいか」の対策をチェックリストに含めることができます。

「間違いノート」からチェックリストへの反映は、週に1度、月に1度など定期的に行うことが大事です。

まとめ

本日も私の勘違いからお客様に迷惑をかけてしまったので戒めのために書きました。

間違いノートを書いているときは「うう、やってしまった」という気持ちばかりなのですが、後から見直すと「書いておいてよかった」と思うことが多いですし、チェックリスト作成に役立ちます。

仕事は攻めるだけでなく守りも必要であること、再認識した次第です。

編集後記

昨日は、新規のお客様と面談。

 

私が対応させていただいているお客様は比較的若い方が多く、特にITに強い方が多いです。

そういった人たちに役立つには、「Windows(Macで仮想環境)が画面から消えた」とか言っていられないと思いました。。

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