下を向いて歩いている人が増えた

最近街を歩いていると、

「周りを見ないで下を向いて(スマホを見て)歩いている人、多いなあ」

と思うようになりました。

スマホが現れてから、明らかに人は「周りの人を見ない・気にしない」ようになった気がします。

他人をジロジロ眺めるのもどうかと思いますが、

気にしすぎないのもどうかなあ、と最近思います。

※しばし、道端の猫と向き合う※

なんとなくギスギスしているのは、周りをきちんと見ていないから?

バスや電車などでベビーカーが邪魔だとか、

席を譲らない、譲ったけど断られたとか

ネットいじめとか

なんとなくギスギスした世の中だなあと思います。

これは単なる想像ですが、その原因の1つは

その場に一緒にいる人よりも、デジタル画面の先ばかり気にしすぎるように

なったからではないでしょうか。

たまに私は電車でふと車内を見渡してみるのですが、

皆何かしらのデジタルをいじっていて、周りのことなど気にしていない人がほとんどです。

デジタル情報が溢れている時代だからこそ、目の前の人を想う人間でいたい

人間が処理できる情報量は、はるか昔からあまり変わっていないはずです。

ここ数年で爆発的に私達は1日に処理しなければいけない情報量が増えました。

脳が情報量でパンパンになってしまったら、

目の前の人を想う余裕がなくなってしまうのではないでしょうか。

若い人が優先席に座っただけでにらみつける人。

(若くても体調悪い人はいるはず)

改札で少しでももたついている人がいたらすぐに後ろから舌打ちする人。

(そんなに急いで何をするのでしょうか)

目の前にいる他人は、

今日一日大変なことがあったかもしれない。

死ぬほど辛いことがあったのかもしれない。

すごく体調が悪いのかもしれない。

そういったことを少しでも想像できる人間になれれば、

人を想う気持ちが持てると思います。

スマホから顔をあげ、周りの人のことを想う時間を少しでも

持てば、世の中のギスギスは少しはなくなっていくのではないでしょうか。

 

編集後記

週末は、義父の3回忌で鎌倉へ。

もう2年たっちゃったんだなあ、としんみり。

 

最近のあたらしいこと

書籍の原稿を最終提出。あとは出版を待つのみです

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