苦手な事から逃げ続ける人生も悪くない
9/12016
カテゴリー:ライフハック
学生時代によく言われていたこと。
「嫌いなものも残さず食べましょう」
「どんな子とも仲良くしましょう」
「苦手な科目も勉強しましょう」
「元気よく返事しましょう」
・・・などなど。
子供の時はもちろん、今でも守れていません。
苦手な事と世の中の不文律
大人になるにつれ、自分の苦手な事がはっきりとしてきました。
例えば、
- 誰とでも仲良くすること
- スポーツ全般
- 体育会系的なノリ
- 巧みな話術を使った営業
- 電話での会話
- 団体行動
などなど。
一方、
「空気を読めない人間はだめだ」
「スポーツの一つでもできない人間は大人としてどうか」
「営業には話術が必要だ」
「どんなに忙しくても電話はとらなければならない」
「目上の人には気に入られなければならない」
「組織の行動には同調しなければなならい」
など世の中にはルールとして明確にはなっていないものの目に見えない不文律が存在します。
これらの不文律を守って「平均的な大人」になることを目標とすべきなのでしょうか。
苦手な事から逃げてみた、でも大丈夫だった
例えば、私の苦手な事の1つ、「巧みな話術を使った営業」。
元々社交的ではないので、話すこと自体もそれほど得意ではありません。
なので今でもなるべく話すこと自体を少なくしようと行動しています。
(連絡手段に電話を使わない、など)
しかしその代わりにメールやチャット等で対応を迅速に、丁寧に行う努力はしています。
話さない分、どうしても言葉による考慮が必要となるからです。
このブログも話すことよりは書くことの方が数倍精神的に楽(?)という理由もあり書いています。
自分のことを知ってもらうのに私の場合は話すことよりも書くことの方が向いているようです。
今のところ「直接会話できないなんてだめだ!」と言われたことはありません。元々そういう方とはお近づきにならないからかもしれませんが。
このように苦手な事から逃げたとしても、代替できる強みを持っていれば問題ないのでは、と思うようになりました。
自分の強みに集中しよう
いくら世の中で必要でも、自分が苦手な事を無理やりしていても成果は上がりません。
それよりは、前述したとおり自分の苦手な事を代替できる強みに集中して成果を上げることが大事ではないでしょうか。
話すのが苦手ならば書くスキルを上げる。
細かい作業が苦手ならば大局をつかむスキルを上げる。
組織が苦手ならば自力で稼げる能力を上げる。
ドラッカーも自分の強みをもつことをお勧めしています。
人生は思っているよりもきっとずっと短いのです。自分の強みを見つけてそこにパワーを集中させましょう!
編集後記
今日は、以前勤めていた上場企業の経理部長さんと会食。
当時、上場企業の税務申告や開示業務など貴重な経験をさせていただきました。
税理士資格をもっていられる方で、現在の税理士業界の話もしてきました。
会社を辞めた後も定期的にお声をかけてくれる存在はとてもありがたいです。