「成功」「勝ち負け」という言葉が苦手。他人ではなく自分の評価基準を持つ
3/252019
カテゴリー:ライフハック
イチローが言った「成功」
週末、イチロー選手の引退インタビューを動画でみました。
(うちにはテレビがないので、時間差)
野球は普段全然見ないのですが、イチロー選手の発言は、
自然体ですが、よく考えられているように感じました。
その中でも一番共感したのが、
「成功という言葉が嫌い」
という発言。
イチローさんと私とでは全然立場が違うのでおこがましいですが、
私も「成功」という言葉、嫌いというか、苦手です。
似たような言葉として、「勝ち負け」という言葉も、苦手。
結局この2つの言葉って、他人の評価基準で生きているからこそ
出てくる言葉なのかな、と思っています。
※毎日きちんとご飯を食べることも私にとって目指すところです※
「成功」って何?
あまり多くはないですが、独立してから
「成功してますよね!」
と言われるときがあります。
そんなときに私は「「成功」ってなんだろう?」と考えてしまい
複雑な気持ちになります。
敢えて私の中で「成功」を定義するのであれば、
「自分が思い描くように生きられること」
です。
- 自分のできることを増やし、理想の仕事をする
- 家族とゆっくり話す時間を持つ
- 玄米と旬の野菜の体に優しい食事を毎日とる
- 気の合う仲間たちのみ交流する
- 趣味の読書、ハンドメイド、ピアノ、写真、プログラミングをする時間を持つ
など、なんてことない毎日が私の「目指している生き方」です。
家も車も持ってないですし、テレビ・掃除機すら今は家にありません。
恐らく多くの人が思っている下記のような「成功」とは全く違います。
(目指したい人は目指していいと思います)
- 右肩上がりの年商、従業員○○人、豪華なオフィス
- 有名になること、名声を得ること
- 豪華な家、車
- 国内・海外を飛び回る優雅な暮らし
- 子供を有名な大学・会社に入れる
- 良い妻、良い母
あれだけ名声を得たイチロー選手でさえ自分を成功者だと思っていないし、
成功という言葉を嫌いだと言っている。
目指すところは人によって違うはずですよね。
まずは世間一般の「成功」という言葉を捨てることから「本当になりたい自分」が見えてくる
のではないでしょうか。
「勝ち」「負け」という言葉も苦手
10数年前に「負け犬」という言葉が流行りました。(特に独身女性に向けた言葉)
この「勝ち」「負け」という言葉も苦手で、嫌いです。
何をもって「勝ち」「負け」なのかがよくわからないからです。
いったい何と戦って勝って、負けているのでしょうか。
当時からこの「勝ち負け」という言葉に違和感があり、
安易に使わないようにしていました。
敢えて「勝ち負け」を使うのであれば、他人ではなく
自分に「勝った」「負けた」と使うべきではないでしょうか。
例えば、ずっと一歩踏み出せなかった自分が
ようやく踏み出せたときに、
「過去の自分に打ち勝った」
と言えるかもしれません。
他人の評価基準ではなく、自分の評価基準で生きる
結局のところは、「成功」「勝ち負け」は他人に決められることではなく、
自分で決めるということがポイントではないでしょうか。
他人(というか世間)の評価基準なんてコロコロ変わります。
ほんの15年前と今では働く女性に対する考え方も全く違います。
(私が子供を保育園に預けて働き始めた頃は、今よりも働く女性に対して
世間は厳しかったと思います)
あるようで存在しない「成功」「勝ち負け」の基準に振り回されていたら、
虚しいですよね。
他人の評価基準ではなく、自分の評価基準で生きたいです。
世間に植え付けられた「成功」は捨てて、0ベースで。
きちんと自分の評価基準を持っていれば、同じような基準を持っている
方とお仕事もできるのではないでしょうか。
まとめ
イチローの記者会見を見て、正直な人だなあと好感が持てました。
安易にありきたりな返答をせず、よく考える姿にも。
あるようでないふわっとした他人基準の「成功」を目指すのではなく、自分の生きたいように生きれるよう努力します。
編集後記
金曜日は、非居住者のお客様が帰国していたので、今後のことについて打ち合わせ。
土曜日は、スポットの税務相談。こちらも非居住者(になる予定)の方でした。
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