なにかのためにお金や時間を使うと

「元を取らなければ!」

と思ってしまうのが人間ですよね。

「◯◯の資格はコスパが良い」

などの情報もWeb上でよく見かけます。

確かに「元を取る」という考え方も大事なのですが、

その弊害もあると思っています。

むしろ、「元を取ろう」という発想を捨てたほうが

人生が好転していく気がします。

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※外資の経理をすることになって慌てて買った現代英和会計用語辞典(ボロボロ)※

最初から知識のつかいみちを考えすぎない

最近読んだこちらの本にも書かれていましたが、

アタマをやわらかくするためには

あまり最初から知識のつかいみちを考えすぎないほうが良いそうです。

なぜかというと、「元を取る」ことに固執すると、発想が狭くなり、

意外な組み合わせが生まれる可能性が減ってしまうから。

かといって人間は体力に限界があるので

片っ端から知識を吸収していくわけにもいかない。

そこで大事になるのが「興味」ということです。

今まで役に立ったものはすべて「興味」から

私の場合税理士は明確な目的意識(経済的に自立する)があったので別ですが、

周辺知識で今まで役に立ったものはすべて「興味」がスタートでした。

(クラウド会計、ネットビジネス、仮想通貨など)

一方

「これからの時代、◯◯の資格は持っておいたほうが良い」

「◯◯は社会人として必須」

などといった理由で勉強を始めたものはすべて挫折・・

興味がないと続かないです。

 

偶然やってみたことが後からつながる

一方でそれほど興味がなくても機会があって飛び込んでみたら

意外と役に立ったというものもあります。

私の場合例えば、外資系企業での経験です。

英語は学生時代から好きな方でしたが、出産後初めて勤めた外資系企業での

経験(メールがすべて英語、社内文書もすべて英語の環境)は

「偶然」出会った仕事ではありますが、今でも役に立っています。

便利なツールは英語版が多いですが、それほど苦じゃないですし、

仕事で英語の契約書などを見る機会があってもアレルギーなく接することができます(楽勝!とまではいきませんが・・)。

 

このように、

敢えて「雑多な」経験をしてみるとあとからつながることもあるので

(スティーブ・ジョブズの「Connecting Dots」です、まさに)

あまり最初から「これ役に立つかな」と

値踏みせず興味を持ったものを経験してみると良いのではないでしょうか。

 

興味の赴くままに吸収している人は面白い

「この知識をつけるとコスパ良いから!」

と言っている人よりも、

「それ、何に役立つの?」

ということを興味のおもむくままに人の目を気にせず吸収している人のほうが

私から見ると面白いですし、魅力的です。

私もそうでありたいです。

 

興味を持てるものにいくつか種をまいていく、

そして人よりもそれらを深く追求していく。

このような繰り返しから意外な組み合わせが生まれて

その人らしさが生まれるのではないでしょうか。

編集後記

昨日は、みっちり法人の決算を。

カフェインをやめて夜眠れるかなあ、

と思ったのですが逆に眠れずに執筆を夜遅くまで

しています・・朝は普通に6時半頃に起きられるのですが(ただ到底朝型とはいえない)

最近のあたらしいこと

横浜そごう ブレドール葉山 エシレバターの角食パン

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