いま死んでも後悔しないか
10/312024
カテゴリー:終活
本日の早朝の読書会で、
「限りある時間の使い方」
という本を取り上げました。
参加者の方たちと色んな話をして盛り上がったのですが、
その中で「いま死んでも後悔しないか?」
という問いがでてきたので
そのことについてどう思ったか書きます。
今死んだら
結論、
「今死んでも、まあいいかな(仕方ないかな)」
と思いました。(実際そうなったらどう思うかは別として)
なんで?と聞かれると
なかなか答えが難しいのですが、
「やれることはやった」
というよりは、
今、「毎日穏やかでいられる」からなのかもしれません。
確かにもっとやれることはあったかもしれないし、
実際そうなったら悔しいかもしれないけど、
自分としては幸せな時間をたくさんもてたし、
なにより今が一番心が穏やかでいるから。
これが、毎日すさんだ気持ちでいると
いざ死が迫ったときに
「こんなはずじゃなかった…」なんて
後悔してしまうのかもしれません。
時間のコントロールを捨てると幸せなのかも
冒頭に挙げた本では、
「時間を完璧にコントロールできるなんて幻想だ」
ということが書かれています。
「タイムマネジメント」という言葉が現代では当たり前ですが、
中世初期までは、「時間」という観念すらなかったんですよね。
むしろ、そのときのほうが幸せだったのでは?ということです。1日の長さは季節によって変わるし、自然を相手にする仕事はおのずと限界がある。ということは、自分が何かを「コントロールしよう」とも思わなかったのでは。
現代は、下手に「時間をコントロールできる」という万能感があるゆえに、
休日をダラダラすごすだけで「時間を無駄に過ごした」などと
それこそ無駄に落ち込むのかなって。
意識しているわけではないのですが、
私の家には時計がありません。なんとなく持たなくてもいいかなって(スマホで確認してます)。
朝明るくなったら目覚めて、明るいうちは仕事して家事して外出して人とおしゃべりする。暗くなったら仕事やめて家でゆっくりする。それでいいじゃん。と割り切ってます。意外と幸せです。
もちろん、仕事はきちんとこなさなければいけないのでタスク管理はしていますが、
そもそもすごく細かく管理が必要なくらい受けていません。毎日無理しない範囲で動けるくらいの仕事量にしておくことを優先しています。
今日1日を、充実させる
この本には、
「人生は4000週間しかない」
という誰もが知っていることだけど、衝撃的なことが書かれています。
もちろん頭のどこかでそれは
止めておきたい事実だけど、
だからといって今すぐ何か大きな変化を起こすことができるわけじゃない。
ですので、
ひとまずは今日1日を充実させることだけを
考えればいいのかな、と思っています。
今日はちょっと良いことがあったな、
ということを積み重ねていけば、それが人生になりますし。
「今死んでも後悔しない」
状態はずっと続けたいです。
編集後記
雨上がりの空って、水色とオレンジが混ざってて好きです。
こういう空を絵に描きたいな〜と思います^^
最近のあたらしいこと
鎌倉で初めての投票
先日、近所の公会堂へ行って投票しました。なかなかあの雰囲気、慣れないです。