最近、新聞やネットで「キャッシュレス」という言葉をよく見るようになりました。

政府も、国をあげてキャッシュレスを進めていますね。

キャッシュレスは文字通り捉えれば現金を使わない決済、ということですがその種類はいくつかあります。

大きく分けると、

  • クレジットカード決済
  • 電子マネー決済
  • QRコード決済

でしょうか。

私自身、数年前までは上記をほとんど使っておらず完全に現金派でした。

しかし、去年から脱・現金!を宣言し普段の支払からほぼ現金をなくしました。

現在はクレジットカード、電子マネーでの決済(iPhoneにApple Payを入れているので、スマホで決済)が中心です。

参考記事:

今更ですが、現金利用をなくす&電子マネーに挑戦しています

現金取引をほぼ無くした結果。電子マネー・クレジットカードのデメリットと言われているものを検証してみた

ここにきて、最近日本でも導入が進んできている「QRコード決済」が気になり、草分け的な存在である「Origami Pay」を試してみました。

QRコード決済とは

QRコード決済とは、

店舗側と購入者側が専用アプリをスマホにダウンロードし、

店舗側がQRコードを表示して購入者側に読み取ってもらうか、

購入者側がQRコードを表示して店舗側に読み取ってもらい決済が完了する仕組みです。

 

代表的なQRコード決済は

  • LINE Pay
  • 楽天Pay
  • PayPay
  • ペイモQR支払い
  • Origami Pay

などがあります。

外国では、例えば中国のAlipayが有名ですね。

今回、日本のQRコード決済の草分け的な存在であるOrigami Payを使ってみました。

専用アプリをスマホにダウンロード

まず、専用アプリをスマホにダウンロードします。

アプリを開き、アカウント登録をします。(Facebookアカウントでも可能)

クレジットカードの他、銀行口座も登録できる

決済に使うクレジットカード又は銀行口座を登録します。

電子マネー(後払い方式のもの)の場合、登録できるのはクレジットカードのみですが、こちらは銀行口座も登録できるのが嬉しいですね。

クレジットカードを持っていなくても、銀行口座があればそちらから即引落となります。

2018年10月現在、利用できる銀行は以下のとおりです。

まだ少ないですが、これから増えていくものと思われます。

Origami Payを導入している近くの店も検索可能

Origami Payを導入しているお店をアプリから検索することができます。

うちの近くには、ローソンくらいしかありませんでした・・。

というわけで、最寄りのローソンへ行ってみました。

決済方法は、バーコードを読み取るか、読み取ってもらうかの2通り

QRコード決済は、購入側がお店側の表示したバーコードを読み取るか、購入側がバーコードを表示してお店側に読み取ってもらうかの2通りあります。

今回行ったローソンでは、こちらでバーコードを表示して、お店側に読み取ってもらうタイプでした。

レジにて「Origami Payでお願いします」と言って、こういった画面を店員さんに見せます。

バーコードを店員さんが読み取ってくれますので、それで決済が完了します。

決済完了後、このような形でレシートが見れるようになります。

随時クーポン・キャンペーンも利用できる

Origami Payは随時お得なクーポン、キャンペーンを利用できます。

クーポン・キャンペーンの情報はアプリのメッセージなどから確認することができます。

今回、たまたまローソンのコーヒー(Mサイズ)が10月31日まで毎日無料、というキャンペーンがあったので利用してみました。(ただし1日1回だけのようです)

アプリのキャンペーンページを開き、QRコードを読み取ってもらうだけでコーヒーをもらえました。

ちょっとしたサービスですが、嬉しいですね。

(31日までもらいに行こうかな・・)

現状、電子マネーとの差別化が難しい

あくまで購入者側の視点ですが、現状、QRコード決済は電子マネー(Suica、PASMOなど)との差別化が難しいかな、という印象でした。

ただ銀行口座を決済に使えるのは良いと思いました。

店舗側にメリットが

どちらかというと、店舗側にメリットがある決済手段ではないかと思います。

Origami Payを店舗に導入する場合、初期費用0、固定費0、決済手数料は最大3.25%です。

クレジットカード決済の場合、初期費用に数十万円、手数料が約4〜7%程度なので、低く抑えられています。

キャッシュレス化、というと小規模店舗の場合「初期費用、決済手数料が・・」ということで足踏みしてしまいますが、クレジットカード決済導入よりもハードルが低いことは確かです。

もちろん薄利多売型の飲食店などの利益率の低い業態は難しいかもしれませんが、キャッシュレス化への一歩につながりやすいのではないでしょうか。

決済手段のガラパゴス化は悪いことばかりでもない

現金、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済・・と日本は支払手段がとても多く、ガラパゴス化しています。

政府は脱現金化をなんとか進めたいと思っているようですが、現金決済を含め、決済手段がガラパゴス化していることは私は悪いことばかりでもないと思っています。(私は嫌いじゃないです)

私は現金は既に使わない派ですが、別に現金を使うお店があっても良いと思いますし、決済手段が問題にならないくらいサービスが充実しているお店もあると思うので絶対キャッシュレス!とは思っていません。

(税金とか、絶対に払わなければいけないものはキャッシュレスが手段にないと辛いですが)

先に述べたように、薄利のお店には、手数料負担は深刻でしょうし。

逆に、これだけ決済サービスが生まれ、ガラパゴス化しているのも日本らしくて良いのではないかと思っています。

それだけ選択肢があるのは良いことですし、

大切なのは、選択肢があって、自分の好きな世界を選べるということだと思います。

(生産性向上、効率化のためには統一したほうが良いのでしょうけど)

国が民間に対してキャッシュレス化を強制的に進めて、クレジットカードを使えばポイント還元、とか補助金を出す、とかはお節介過ぎな気がします。(それよりもまず税金をすべてキャッシュレス化にしてほしいです)

まとめ

キャッシュレスの進化系、QRコード決済の「Origami Pay」を試してみました。

新しいテクノロジーを色々試すことのできる日本は楽しいと思います。

無人レジも最近増えていますし、決済手段も進化し続けるので今後もウォッチしていきます。

編集後記

寒くなってきたので、遠赤外線ヒーターを購入。

家の中で厚着・マフラーをしているのも辛く。。

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Origami Payで買い物

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