税金を知るには自分で計算し、確定申告することが効果的。税金の痛みを知ろう

税金を知るには自分で計算し、確定申告することが効果的。税金の痛みを知ろう
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【2020年10月、11月開催 オンラインセミナーについて】
10月、11月に2つセミナーを開催します!
日程は2つのうちいずれかを選択できます。
ご興味ある方はどうぞ。

日付内容
2020/10/17(土)、2020/11/21(土)クラウド会計freeeで確定申告をしたい個人事業主のためのWebセミナー
2020/10/3(土)、2020/11/7(土)独立5年目のひとり税理士が語る!小さくても生き延びる秘訣Webセミナー

週末、「フリーランスのための初めての確定申告セミナー」を行いました。

今回、確定申告をしなければならない会社員の方が参加してくださいました。

「フリーランスと書かれていたんですが、会社員の自分も申告しなければならなくて、参考になるかと思って・・」

ということでした。

会社員は基本的に年末調整(会社が会社員の代わりに行う確定申告のようなもの)で完結するのですが、

  • 年収2000万円超
  • 副業の所得が年間20万円超
  • 2箇所以上勤務
  • 税金の還付を受ける

に該当する人は自分で確定申告をする必要があります。

会社に入社しても税金の説明はほとんど受けない

その方は、年末調整対象外になるということで、会社から

こちらで年末調整はしないので、自身で確定申告をしてくださいね

と言われたそうです。

しかし、今まで会社に言われたとおりに書類を書いて、提出していただけなので「年末調整をしない」ということがそもそもどういう意味なのかが分からなかったそうです。

確かに、私も税理士になる前は入社した会社でただ名前を書いて印鑑を押す書類(今だったら「扶養控除等申告書」だったということが分かる)に何が意味があるのか、チンプンカンプンでした。

しかも、まともな説明は会社からほとんど受けたこともありません。

何も教えられていない状態で

「年末調整しないので、自分で確定申告してください」

と放り出されるのは、なかなか理不尽かと・・。

ただ、日本は個人の所得税について申告納税制度(自分で確定申告して税金を収める方法)を建前上とっています。

本来は年末調整こそ「例外」で、確定申告が「原則」なんですよね。

その割にはきちんと税金教育をしません。

働く人の多くが年末調整で完結するサラリーマンだからか、このことはあまり注目されていません。

税金の痛みを知るために、自分で計算・申告してみよう

税金は、毎月源泉徴収で自動的に取られていると痛みを知ることができません。

「1月って、給料が増えて嬉しい」と言っている人が前にいましたが、単に納めすぎた税金が返ってきているだけなので得はしていません。

私自身も、税理士でありながらお恥ずかしいのですが、自分で確定申告をするようになって初めて税金の痛みを知りました。

 

税金の痛みを知る一番良い方法は、ふるさと納税をするなりして実際に自分で確定申告してみることです。(計算だけでもやってみるのも良いです)

「確定申告なんて、すごく面倒でややこしいのでは・・自営業じゃあるまいし・・」

と思う人もいるかもしれませんが、今は便利な作成・提出方法があります。

例えば国税庁の「確定申告書等作成コーナー」は、非常に便利で、使いやすいシステムです。

必要な情報を入力するだけで、申告書一式が出来上がります。

医療費やふるさと納税などの申告はこちらで十分でしょう。

印刷して郵送・窓口提出もできますし、マイナンバーカードとICリーダライタがあればe-Tax(電子申告)によって提出もできます。

ここで大事なのは、自動的に確定申告書はできますが、その計算方法を自分でも確認することです。

(手計算でも、Excelでも)

Excelや手書きで計算してみると、税金の仕組みがどんどん頭に入ってきます。

税金計算を、ただの「作業」に終わらせないためにも、「仕組みを勉強すること」は重要だと思います。

会社員は、確かに自分で計算してみたところで節税できる方法は限られていますが、

「知らないままに税金を徴収されている」

状態と、

「基本の計算方法を理解した上で、徴収されている」

状態とでは雲泥の差です。

特に、今後副業が認められる会社が増えてくると確定申告が必要になる会社員の方も増えてくるので、

あらかじめ基本の仕組みだけでも知っておくことは自分の身を守るためにも必要なことだと思います。

税金の痛みを知れば、税金の「使い方」にも興味がいく

税金の痛みを知ると、国の税金の「使い方」にも興味を持つようになります。

「国の借金がどんどん増えて・・」という話を聞きますが、自分たちが痛みを感じながら払った税金を何にそんなに使っているのか、などど気になるようになります。

(下記の資料は、財務省HPのデータを基に学生さんの研修用に作成したものです)

所得税は他の国税2つ(法人税、消費税)と合わせて重要な財源であることが分かります。

何に使われているか気になりますね。

一番多い社会保障が全体の3割超、次に多いのが地方交付税交付金です。

結構ざっくり感がありますね。

子供のための支出(文教及び科学振興でしょうか)は5%。。

未来の宝なので、もっと税金を投入してもらいたいとことです。

ずっと税収よりも多く支出していて、借金も増えていると。

ただじーっと眺めていると「本当に少子高齢化だけが理由なのだろうか?」と色々考えてしまいます。

 

こちらは国の情報ですが、自分の住んでいる地方公共団体のデータを見てみるのも良いと思います。

私達が税金の痛みを知れば、税金の使い方への監視ももっと盛んになるのではないでしょうか。

編集後記

土曜日は、フリーランスのための初めての確定申告セミナーを開催しました。

日曜日は、プチ旅行。美味しいお酒を飲んで、都内に宿泊しました。

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