前職の先輩税理士が最近独立しました。

一緒に勤めていた時は、パートナー候補でしたし、そのまま税理士法人を引っ張っていくのだろうなあと思っていたので驚きました。

先日その方が書いた「行動する自由」という題名のブログ。とても共感できました。

行動する自由 – つなぐコンサルティング 榑松貴税理士事務所

強制力のない行動から得られるもの。そしてそこから生まれる責任、心地よさ。今日はそんなことを書いてみます。

強制力のない行動から得られる意味付け

会社勤めのときは、「出張」というと何らかの強制力(クライアントと打ち合わせなど)があるものです。

それが、独立するとどこ行っても自由、どこへ行かなくても自由です。

前述した方は、東京に事務所があるのですが、セミナーを受けるために北海道まで行っています。

会ってみたい人がいれば場所の問題など関係なく、心のアンテナが動いた時に即行動。

考えてみれば、意味付けなど後から自分でもできるわけで。

「会社に言われたから行きました」

では積極的に何かを得ようとする動機も起きません。

「会いたい人がいるから行きました」

「得たいものがあるから行きました」

であれば誰から言われるまでもなく自分のアンテナに引っかかったものを得ようと必死になるはずです。

自分で起こす行動は結果的に失敗に終わったとしてもそれだけで意味がある

よほど包容力のある会社でない限り、社員が自由に行動することは許されません。

私のように、すぐにお金にならないブログを書いたり、本業とは関係ないセミナーによく行く社員は即戦力外でしょう・・(-_-;)

会社の業務命令で行った行動で何か失敗が起きた場合、責任を取るのは会社です。

そのため、どうしても「やらされ感」や「中途半端感」が出てしまいます。

(業務命令内で自分でインセンティブを確保するよう工夫できる人もいるでしょうが)

一方自分で起こした行動がすべて自分に跳ね返ってくる独立はとても分かりやすい。

失敗の責任はすべて自分です。

しかしそこから学べることは勤務のとき以上にあります。

独立の場合失敗を繰り返すことによって自分が本当にしたいこと(自分の軸)が見えてくるからです。

責任をすべて受け入れる重圧と心地良さ

独立後「自由でいいな」と言われたことがあります。

しかし会社という後ろ盾がないなか責任をすべて受け入れる覚悟を持つことはかなりの重圧であることには違いありません。

ただその覚悟を持ってしまえば、心地よさもついてきます。

私は複雑に考えるのが苦手なので(;^_^A、「自分が起こした行動は良くも悪くもすべて自分に跳ね返ってくる」シンプルな状況が心地良いのです。

環境や他人のせいにする余地もありません。すべて自分が選択した行動の結果です。

以前に比べて愚痴や不満がめっきり減りました。

まとめ

先輩の独立をきっかけに、行動の自由は責任と表裏一体であること、でもそこが心地よいということをまとめました。

私は勤めていた会社を退職してしまうと一緒に働いていた人との縁が切れてしまうことが多かったのですが、

「独立」という共通点からまた交流が始められたのはとても嬉しいです。

編集後記

週末は明日迎える子供の誕生日プレゼント選びへ。

時計に決まったのですが、私は詳しくないため夫頼みになってしまいました。

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