本を読むのが昔から大好きです。

表紙、紙の質感、すべてが好きです。

ジャンルはなんでも。

 

著者が経験したこと、知識を

数千円で分け与えてもらい、

インスピレーションもいただくということで

非常に価値のあるものと思っています。

 

最近、書籍について

信頼が落ちることが

何度かあったので、

書籍は、信頼できる媒体であってほしいなあ

と思ったことを書きます。

 

明らかに誤った情報が書かれた書籍

最近、「あ、これ興味あるな」と思って

見つけた本が、明らかに誤った情報ばかりであることが

わかりました。

 

事情はわからないのですが、

「そもそもどんな理由でこの書籍の書き手は選ばれたんだろう」

「チェックはなぜ入らなかったのだろう」

とあれこれ考えてしまいました。

書籍はわたしにとっての

大切な情報源なので、

このようなことが起こるのは少しショックでした。

 

書き手として感じること

もうひとつ、「うーむ」と思う出来事がありました。

それは、いわゆる「自費出版」の依頼です。

 

お問い合わせには、「自費出版」とは全く

書かれていませんでした。

「一緒に書籍を出版させていただければ」

といった書き方でしたが、

話をしてみると

 

「是非御社のブランディングに!」

と自費出版を勧められました。

 

そもそも書籍ってなんだっけ、

って思ったんですね。

私の愛すべき書籍の定義は、

「世の中に価値ある情報を提供するもの」

「読者に何らかのインスピレーションを与えるもの」

であって、

「著者のブランディングに役立てるもの」

じゃないんです。

もちろんその話は途中で切り上げました。

 

お金で信頼は買えない

書籍を愛する者のひとりとして、

著者のブランディング云々を優先させた

書籍は手に取りたくない、と思います。

(判別するのが難しいのですが)

 

よく

「本を出版すれば信頼を得られる」

と言いますが、

お金払って形式的に出版すれば

信頼を得られのでしょうか。

全然そんなことはないと思っています。

 

価値ある書籍を出版するために、

日々発信して、

書籍を書くためにさらにインプットして、

日々考えて、胃が痛くなって、

編集者さんにもすごく協力してもらって、

それでもほんの一部の人にしか

役立てなかったりする。一度本を書いてみるとそういうことがわかります。

 

だから、

書籍の信頼を落とすようなことが

起こるのは残念です。

 

今後、

「これはお金払って出版された本だな」

と気づく読者も多くなるでしょう。

 

書籍は

本来の意味に立ち戻って、

正確な記述はもちろんのこと、

人の行動に影響与え、

人の好奇心を刺激する存在で

あってほしいと願っています。

 

編集後記

昨日は、姉と食事してそのまま旅のサブスクで

予約したホテルに宿泊。

都会のオアシス、という感じで本当に良いホテルでした。

 

最近のあたらしいこと

庭のホテル

ラクーア 成城石井

« »