先日、IT・AIのセミナーをしたときに

私が普段の業務にどう使っているかを

具体的に説明したところ、

「よかった」

「イメージできた」

「取り入れてみたい」

と感想をいただけることがありました。

IT・AIツールは、業務で使ってこそ理解できる

と感じたことを、今日は書きます。

※RPAの実践例

 

どう使っていいかわからない問題

先日研修で話した今流行りの

「ChatGPT」「RPA(Robotic Process Automation)」

は、ほとんどの人が実際「触ったことがない」

ということでした。

 

「どう言うふうに活用するか」

がイメージできないからなんじゃないか

と、感じました。

 

というのも、私のセミナーの前にソフト会社の方が主催する

RPAセミナーがあったようなのですが、

終始製品のマニュアル説明のような感じだったようなのです。

(しかも、販促活動も含まれていたと)

 

製品の操作ができても、

「どう業務に使うか」

がイメージできないと、

使うことはできないですよね。

だからこそ、

同業者である私の実際の活用例が

新鮮に映ったようです。

 

ITツールからじゃなくて、「解決したい問題」から考える

RPAやAIなど、流行っているものがあると、

「便利なITツールがある→勉強しないと!」

となってしまいがちです。

でも、順番が逆だと思っています。

 

「解決したい問題がある→便利なITツールが使えないかな!?」

の順番が正しいんじゃないかと。

そもそもRPAやChatGPTは単なるツールですし。

 

「解決したい問題」に気づいていない

可能性もあります。

 

一方私は、めちゃくちゃ面倒くさがりだし

少しでも誰がやっても変わらない仕事は楽したいので

常に解決したい問題だらけです。

RPAも、ChatGPTも、プログラミングも、

「もっと楽したいな」「違うことに時間をかけたい」

という思いから必死で学んでいます。

 

その方が、モチベーションも高まるし

スキルアップも早いです。

まずは、「解決したい問題」をひとつでも見つけることが先です。

 

業務で使ってみよう

「業務で解決したいこと」が見つかったら、

実現できるか、業務で使ってみることが大事です。本当に小さなことからでも。

 

例えば、RPAであれば、

「⚪︎サイトにログインするのが面倒だから自動でログインするRPA」

とかでも十分です。

レコーディング機能(Excelのマクロのような機能)の練習になります。

 

毎月事務所内で勉強会をしているのであれば、

企画の提案をChatGPTにしてもらうとか、いいですよね。

叩き台として使うだけなら、全然悪いことじゃありません。

 

ITやAIに苦手意識を持たないためには、最初から過度な期待を抱かずに、

小さなことから始めるのがコツだと思っています。

 

全然触ってない状態で

誰かの話を聞いても、

マニュアルや書籍を読んでも、

「ふーん、そうか」で終わる確率が高いです。

0と1の差は本当に本当に大きいです。

 

まずは「面倒な作業」を見つけることから。

そして、それを少しでもITやAIに任せてみましょう。

わからなかったら、都度調べればよし。

 

自分の業務に活かす使い方を

少しでも知っていれば、

そこから可能性がどんどん広がるはずです。

 

まとめ

どんなに便利なツールがあっても、

「解決したい問題」

がなければ何も役に立ちません。

まずはモチベーションアップのためにも

身近な課題を発見して、

実際に業務で使ってみることが大切と考えています。

 

編集後記

金曜日は、お客様と品川で打ち合わせ、会食。

台風が心配だったのであらかじめホテルのサブスクで予約していた

ホテルに宿泊。

とてもおしゃれなホテルで、

一人で泊まるにはもったいないなと思いました汗。

東京タワーも久しぶりにみにいきました。

 

最近のあたらしいこと

チャイナシャドー/ストリングスホテル東京インターコンチネンタル

芝パークホテル

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