私はデジタル系のお話が好きなので、

おのずと

「AIトレンドに遅れるな!」

「好きなことを仕事にしよう!」

といった最先端な情報、

眩しい情報

が入ってくるのですが

最近「決められた仕事をコツコツこなす人」

ってめちゃくちゃこの世の中に必要だなあ、

と思いました。

今日はそんなふと思ったことを書いてみます。

※電車が動いているのは誰のおかげ?

 

決められた仕事をコツコツこなす人がいないと世の中回らない

昨日、関東で大雪が降りました。

テレビでは

交通網が麻痺したとか、

様々な情報が流れました。

 

でも翌日、既に

道路が舗装されているし、電車も通常通り動いていることにびっくりしました。

 

転ばないかな…と心配だったのですが、

全然心配は不要でした。

 

どうしても自分の半径数mの範囲で物事を考えると

「買い物行けないな」

「寒くて外行きたくないな」

とか小さなこと考えてしまうのですが、

そんな呑気なこと考えていられるのも

こういう「コツコツと仕事をしてくれる人」

の存在があるからなんですよね。

 

私が外に安心して出かけられるのは、

こういった人たちのおかげということを

あらためて思い知りました。

 

イノベーター、アーリーアダプターは必要だけど

スティーブ・ジョブズや、イーロン・マスクなどの

超イノベーターやそれに続くアーリーアダプター、

巷にあふれるインフルエンサーなど

目立つ人ばかりがクローズアップされますが、

この人たちの影に

先程説明した

「決められた仕事をコツコツこなす人」

がいることを忘れちゃいけないと思います。

 

誰もがイノベーター、アーリーアダプターになる必要はないし、

クリエイティブな仕事をする必要もない。

立場は違えど、

お互いの仕事をリスペクトし合う

心が必要と考えています。

 

コツコツ仕事は地味だけど

私がしている税理士業は、

どちらかというと縁の下の力持ちのような位置づけで、

「誰かがやらなきゃいけないんだけど、

やりたがる人があまりいない」

仕事も多いです。

 

いまの時期は確定申告ですね。

よく

「面倒な確定申告を簡単に!」

「嫌な確定申告を瞬で終わらせる!」

といった宣伝が流れており、

「確定申告=面倒なもの、嫌なもの」

という位置づけが世間的にはあります。

 

まあ、普通に考えればそうですよね。

「もうすぐ確定申告だ!楽しみ♪」って

言っている人は同業者を含め見たことがありません。

 

ですのでこういった誰かがやらなきゃいけない

仕事を請け負うことを税理士はやっていますが

なにしろやっていることが地味なので

価値を感じてもらうのが難しいです。

(私自身は数をこなせないので

コンサルティングにとどめています)

 

でもこれも世の中を回していくために

必要な仕事であることは事実。

「これからの士業は高付加価値な仕事を!」なんて

よくわからないコンサルティング会社から

営業されることがありますが

そもそも何が高付加価値かが曖昧ですし、

コツコツやる仕事の価値が低いとは全く思いません。

 

私は、地味だけど縁の下の力持ちとしての側面を

持つ税理士という仕事を気に入っています。

高付加価値な仕事よりも前に、

必要な仕事をしていきたいです。無理なく。

 

「見える」部分だけで

人間や仕事を評価するべきではないと考えています。

 

編集後記

昨日は大雪だったので、早朝にコーヒーを買ったあとは

ずっと自宅で仕事。

夜もすごい音でした(1階だから屋根から雪の落ちる音もけっこうする)

 

最近のあたらしいこと

大根餅レシピ

大根をすりおろすのが面倒だけど、

もちもちしててとても美味しい。リピート確実です^^

« »