小説をオーディオブックで聞くことが自分に合っていた。
12/92024
カテゴリー:本
「耳で本を読む」ということを以前からトライしてきました。
ただ、いつも挫折していました。
しかし今回あらためて小説でトライしてみたら、自分に合っていたのでそのことについて書いてみます。
耳読は、実は何回も挫折
実はこれまで、「耳で本を読む」ことは何度も挫折しています。
英語の勉強になるかなあ、
スキマ時間の活用になるかなあ、
と色々試してみたのですが…続かないんですよね。
最近紙の本を買うことが多くなったのも理由のひとつです。
とはいえ、「しっくりこない」というのが正直なところでした。
聞いてるとなんだかまどろっこしくて、
「読んだほうが自分のペースに合う」と感じていました。
「もしかしたら自分は耳で本を読むのは合ってないのかも」
と諦めていました。
小説を耳で聞いたらよかった
しかし最近、とある方のラジオで
「小説をオーディオブックで聞いている」
という話を聞いて、
「小説だったら聞けるかも?」
と思ったんですね。
というのも、
ビジネス書や経済、哲学の本などは紙の本で読めるのですが小説はなぜかなかなか進めなくて。
「別に今すぐ読まなくても問題ない」
ものだからかもしれません。
とはいえ、人生にじわじわ効いてくるのは小説。昔読んだ本も読み返したいなーと思っていました。
小説はセリフが多いし、情景も耳で聞いたほうが思い浮かべやすいとも思いました。
村上春樹の小説を聞いてみた
早速Audibleを再登録して
ずっと昔に読んだけど、読み直したかった村上春樹さんの小説をダウンロードしてみました。
「もしかして、変に感情豊かに話しちゃうのかな…」
と心配でしたが、ナレーターの方が淡々と話す方だったので、
落ち着いて聞くことができました。
結果、聞いてみてすっとストーリーが入ってくる感じがよかったです。
文字でインプットするのとこんなに違うんだ、と驚きでした。
ビジネス書などは音で聞いても文字で読んでもそこまで違わないですが、
小説の場合はセリフ部分を人の声で聞くと
その情景が鮮やかに浮かんで没入できてしまうんですよね。
ただ、私の場合音に敏感だからかセンシティブな表現が含まれると(村上春樹小説は多いです)文字で読むとき以上に刺激を受けたり、勝手にひとりで赤くなってしまいます(←怪しい)。
文字以上に音が頭に入ってきてしまう人間なのかもしれません。(そういえば、騒がしいカフェは絶対無理なのでノイキャンイヤホン必須ですし)電車や歩いているときには要注意ですね。
文字で読むときには流してしまう表現が、音だと「いいなあ」と思う箇所もあり。これだけでも小説をオーディオで聞くメリットはあるんじゃないか、と思いました。
私のように
「小説って最後まで読めないんだよなあ…」
という方はオーディオブック、試してみるとハマるかもしれません。
編集後記
昨日から、講演&旅のために兵庫県・加古川へ。
9月に来て、再訪しました。明石焼きを初めて食べたのですが、出汁がきいてて美味しかったです!こういうたこ焼き、あるんですね。
最近のあたらしいこと
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ホテルアゼリア加古川