気づけば税理士として開業してから4年が経過しておりました。

お金を稼ぐことに関して本当に不得手だと自覚しておりますが、

なんとか生き残っています。

開業当初から、

「自分はひとりが向いている」

と認識しており、その認識は間違ってはいませんでした。

ただ、ひとりでやるからには

「これは絶対に必要」

と思ったことが2つがあります。

それが、ターゲットの絞り込みとIT活用です。

ひとりビジネスこそターゲットの絞り込みを

マンパワーで稼げる大手と同じことをしていたら到底

勝ち目はありません。量をさばくモデルが最たるものですね。

ひとりビジネスこそ、大手があまり注力しない「隙間」を狙い、

ターゲットの絞り込みをしなければ生き延びていけません。

この4年間様々な方とお会いしてニーズを探っていった結果、

お客様が望んでいることが満たされていないケースも多くあると感じました。

特にニーズを感じたのがクラウドや電子納税等ITの活用、会社員の副業、ネットビジネス、海外取引です。

提供している同業者が極端に少ないターゲットに絞れば、

ひとりビジネスは十分に成り立ちます。

ひとりビジネスこそ、IT活用を

マンパワーが足りないひとりビジネスこそ、

ITをフルに活用したいところです。

例えば、私は今月セミナーを行う予定なのですが

告知、申込受付、決済ページの案内、領収書の送付、書籍の送付、参加方法の送付

をひとりで行っています。(書籍の送付は出版社さんの協力も得ていますが)

もちろん手作業ではなくITで自動化できるところはすべて自動化しています。

  • 申込受付はGoogle Formにて、自動返信メール。
  • 決済は自動返信メールからstripe(決済代行業者)の決済ページへのリンクを貼りクレジットカード決済を依頼。
  • 決済後の領収書はstripeから自動送信。
  • セミナー参加方法はGoogle Documentで作成しリンク共有、GAS(Google Apps Script)を使って参加者にGmailで一斉送信。

少人数のセミナーであれば手作業でいけるかもしれませんが、

数十名の参加者についてこれらをすべて手で行っていたらいくら時間があっても足りません。

そして厄介なことにこういったこと(雑務)を誰かに頼むのも私は苦手です。

もちろん面倒なことはすべて人にお任せして自分のやるべきことに集中する、

という考え方もありですが、

ITをフルに活用すればひとりであることのデメリットをかなり減らすことができます。

特に現代は便利なITが溢れている時代で、これを活用しない手はありません。

ひとりビジネスこそ、ITをフルに活用して可能性を広げることが

必要だと思っています。

 

編集後記

昨日は、マレーシア在住の方から日本と海外をまたぐ取引についての税務相談がありました。

日本にいるとなかなかわからないのですが、

海外ではまだロックダウンが進行中で、大変なようです。

 

最近のあたらしいこと

Oisix(ネット宅配)のお試しを頼んだところ便利な調理キットが届きました。

調味料も袋に入ってくるので便利です。

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本日は鶏むね肉の照り焼き・山椒風味を作りましたが自分で調味するより美味しかったです(^_^;)。

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明日はビビンバを作ってみます。

メニューを考えることが面倒なときに本当に助かります。

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