引っ越しに伴い、税理士事務所の移転手続きをしました。

税理士は、税理士会というところに所属するのですが事務所の場所によってそれぞれ所属支部が異なります。

従って、隣の区に移転しただけでも支部が変わってしまうので移転手続きが必要となるのです。

(普通税理士はコロコロ移転しないのかもしれませんね・・。)

移転するにあたって移転元・移転先の支部の事務の方から

「移転元の事務所の看板は外しましたか?」

「移転先の事務所の看板はつけましたか?」

と電話で念押しされました。(そこ、重要なポイントなんだなと)

税理士事務所は事務所設置が義務付けられており、「ここでやっています」という看板設置が必要です。

もちろん義務なので一応看板(小さいものですが)は形式的につけています。

ただ、私は目に見える物理的な看板よりも、目に見えない看板(信用)を蓄積していくことに重点を置いています。

目に見える看板だけでは、信用できるか分からない

 

町中の看板の他にも、目に見えるわかりやすい看板はあります。

「肩書」「学歴」「経歴」「資格」など。

ここまでITが発達し、情報がある程度平等に与えられる時代になる前はこれらはわかりやすい指標だったことでしょう。

しかし、これらが目に見えない「信用」に必ずしも結びつかないことを、私達はどこかで知ってしまっているはずです。

立派な門構えでも、中身はスカスカだった・・こういったサービスの経験は誰しもあるのではないでしょうか。

目に見える情報が誰にでも行き渡った現在、大事なのは目に見えない看板である「信用」だと考えています。

目に見えない看板(信用)を蓄積するには人の役に立つしかない

目に見えない看板(信用)を蓄積するには地道に、丁寧に、時間をかけて人の役に立つしかないと思っています。

目に見える看板(税理士事務所の仰々しい看板、肩書、学歴など)はある程度のお金が必要となりますが、目に見えない看板を持つにはそれほどお金はかからないと思っています。

世の中に困っている人は無数にいるわけで、その中の誰かに役立てれば良いと考えれば、

立派な肩書も、学歴も、資格も必要ありません。

まずは、

  • 自分が悩んでいたことをブログに書いて今悩んでいる人に届ける
  • ITスキルを磨いてノウハウを同僚に教える
  • ボランティアに参加する
  • 勉強会をひらく

などささいなことから「人の役に立つ」を意識していき、信用を蓄積していくことが人生を楽しみ、自信につながると思っています。

 

信用蓄積の時代に必要なのは情報のオープン化

モノは「シェアする」というシェアリング社会、お金さえも仮想通貨という目に見えないものへと変換していく時代の中で、目に見える看板よりも目に見えない信用蓄積こそがこれからどんどん大事になっていくと私は考えています。

信用の蓄積は、情報をオープン化し、惜しみなく提供してこそできていくものだと思っています。

(出し惜しみしてもどうせすぐ広まってしまうでしょうし)

どんなに立派な門構えでも、

情報がオープンにならない限り信用蓄積はされていかないでしょう。

情報は隠すのではなく、惜しみなく提供してオープン化していき、価値のある信用を蓄積していきましょう。

まとめ

立派な門構え、看板は一昔まえは重要だったのかもしれませんが、基本的に遠隔(北は青森、下は福岡、そして海外まで)でサービスを提供している私にとっては身近に感じられない代物です。

地道に、人の役に立って信用を蓄積していこうと思います。

編集後記

昨日は、新規のお客様の契約書作成、問い合わせ対応など。

Today’s New

セミナーの開催要望(税理士(特に女性)の働き方・生き方等)承りました。是非近日中に開催させていただきます。

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