今更ですが、数年前にベストセラーとなった金持ち父さん、貧乏父さんシリーズを今読んでいます。

中でも気に入ったのが、「金持ち父さんのファイナンシャルIQ」です。

早く読めばよかったなーと思いました(ベストセラーを避ける傾向があったので…)。

印象に残ったのが、「自分への支払を最優先する」ということ。

パッと聞くとそんなに真新しい事ではないかもしれません。

実際に給与から天引きで貯蓄している人もいると思います。

ただ、この本では自分への支払は「資産になるもの」に限って紹介されています。

資産とは、キャッシュフローを生み出すもの。

そう考えると定期預金自体はキャッシュをほとんど生み出さないので資産とは言い難いですね。

ここら辺の話、ファイナンスの基本だと思います。

キャッシュになるものとしたら例えば不動産、配当を生み出す株、自分への投資でしょうか。

あと面白いと思ったのが、「収入の範囲内で暮らす」考えは良くないとのこと。

何かをしたいときに「お金がないから」と言うことは思考停止につながると著者は警告しています。

お金がないのに自分への支払を優先したら、当然お金は足りなくなります。

著者は、足りないから何もできないという思考ではなく、足りない現実を踏まえてじゃあ足りないお金をどうまかなうかを必死に考えることこそがファイナンシャルリテラシーをあげると言っています。

まずは自分の理想の生活を思い描き、足りない分をどうするかを考える。とても未来思考で私は共感できました。

(借入先に追いかけられても自分への支払を優先する、という部分は少し強気すぎるような気がしましたが^^;そのくらいの気構えでないとリテラシーは上がらないということでしょうか。)

この自分への支払を最優先する考え方は時間でも同じだと思います。

「仕事が入りそうだからプライベートな予定は入れられない」ではなく、入れてしまってから「じゃあどうやって仕事を乗り切るか」を考える。

お金も時間も自分でコントロールできれば人生はもっと豊かになるはず。

お金と時間のリテラシー向上は1日で身につかないものです。毎日コツコツ勉強することが大事ですね。

編集後記

昨日は誕生日でした。

とはいっても息子は夜まで夏期講習、夫は遅くまで仕事で普通にご飯を食べブログチェックをして寝てしまいました(笑)。

翌朝、めでたくバッグのプレゼントをいただきました。

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洋服や小物にお金をほとんどかけない私にとっては貴重なプレゼントです^^;;

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