まだ数としては少ないですが、定期的に自分でセミナーを開催しています。

3ヶ月前に事務所物件を借りたのも、主な目的はセミナー開催でした。

(空いているときにレンタルスペースとして貸し出してもいます)

セミナーといえば難しいのがお客様に申し込んでもらうことですね。

私も始めた頃、全くお申込みがなくてうーむ困った、と思っていたときがありました。

全く申込みがない場合は取り下げれば良いだけですが、

おひとり参加という微妙な場合もあります。

他社のセミナー募集を見ていると、

「最少催行人数」(達しなければセミナーは開催しない最小の参加者数という意味)

というものが設定されているのをよく見かけます。

私はこういったものを設定したことはなく、

おひとりでも参加者がいれば開催するようにしています。

その理由を書きます。

お申込みいただいた方に申し訳ないから

私は現在セミナー告知を当ブログ、事務所HP、Twitterでしか行っていません。

(以前はセミナーポータルサイトなどでもやっていたのですがあまり効果がないのでやめました)

広告なども一切出していないので、

お申込いただいた方は私のブログやHPを見て以前から知っていただいていた人ばかりです。

内容も肝心ですが、人で選んでいただいている可能性が高いということになります。

そんな前から私を知っていて、申し込んでいただいた人に対して、

「最少催行人数に達しなかったのでセミナー開催しません・・」

なんてことは申し訳なくて言えません。

返金すれば良い、というわけではないと思います。わざわざ時間をあけてくださっているので。

むしろひとり参加であれば、希望によっては

コンサルティングのような形にしています。

開催することに意義もあるから

セミナーの収益はむろんセミナー参加費ですが、

それ以外にも「開催すること」自体にも意義があると思っています。

1人でも参加者がいて開催すれば、それは実績になるからです。

(わざわざ「参加者がひとりでした」と書かなくても良いし)

その実績が積み重なることによって「セミナーをしている人」と周りに認識してもらえるのも大きなメリットです。

また、セミナーの準備には予約フォームの作り方等ITの知識習得、自分の知識の確認、喋り方の練習、スライド作成のスキルアップなど

自分の成長にもつながることがたくさんあるのも

開催することに意義があると思う理由です。

赤字になっても大丈夫だから

税理士のくせに何言ってるの?と思われるかもしれませんが

参加者ひとりでもセミナーを開催する理由は、

赤字になっても大丈夫だから(もしくは赤字という概念がないから)

という理由もあります。

通常セミナーの利益は

セミナー参加料から人件費、資料作成代、場所代などを差し引いて求めます。

私の場合予約フォームを作って参加者にメールを送って料金を頂戴して資料を作成して当日の会場準備をするのもすべて自分ですので、

人件費もないですしそもそも少人数なので立派な場所代も必要ありません。

先程述べたように資料作成や話す練習は自分自身の成長にもつながっているので、

コストである反面投資でもあり、純粋な出費とは認識していません。

通常はいろいろなコストを考えた上での「最少催行人数」なのでしょうけれども、

ひとりですべてやっているが故に「一時的な赤字」になったとしても問題ないのです。

これは、ひとりで身軽にやっていることが非常に大きく関係しています。

毎月固定的な雇用や場所のコストがあった場合の

「回収しなくては」

という焦りを感じなくて済むので、

自由に内容や料金を設定できます。

これからも「コストを回収できる」セミナーではなく、

「面白い」と感じてもらえ、「役に立てる」セミナーを開催していきます。

 

まとめ

参加者がひとりでもセミナーをやる理由と、

ひとりで身軽であることのメリットを書きました。

自分で、ひとりでセミナー開催というのは

やってみるとまあ大変なことも多いのですがそれを上回るメリットがたくさんあります。

セミナー開催に興味がある人の参考になれば幸いです。

 

編集後記

昨日は、午前中申告のお仕事や給与チェックなど。

午後は本日発売予定の新刊を編集者さんより受け取り。

表紙はチョコミントのような配色で、字も大きく薄めなので

とっつきやすいかなとは思っています。

恐らく今週終わり頃か、来週はじめに本屋さんに並ぶと思います。

キャンペーンもやっていますのでもしよければ。

本を出版する責任の重さ、執筆の大変さもあり

なかなか複雑な気持ちですがやはり出版できてよかったです。

 

最近のあたらしいこと

Adobe After Effects体験版購入、ロゴのアニメーションを試してみる

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