先日、為末大さんの『諦める力』という本を読んで

「何が勝ちか」をはっきりさせ、合わない環境からは

きちんと逃げる、諦めることの大切さを学びました。

[お勧め本]『諦める力』為末大さん著 – 「何が勝ちか」をはっきりさせることの大切さ

それと合わせて感じたのが「リセット」の大切さです。

人も会社も、もっとリセットして良いんじゃないかな?

ということです。

もっと簡単にリセットできたら

「リセット」というと、小学生のときに遊んだファミコンの赤いリセットボタンを思い出します。

上手くいかないときはリセットボタン。そうすればまた始められます。

でも現実の社会はそうもいかないことを学びました。

一度始めたことはずっと続けなきゃいけないとか、

途中でやめるのは怠けてるとか、

色んなものを抱えすぎてもう戻れない、とか・・。

ただこの変化が激しく、人生100年時代の

現在、簡単に「リセット」できないと、

余計なことに振り回されて「なんとなく人生が続いている」ということにならないでしょうか。

会社も役割を終えたらリセット

会社ももっと簡単にリセットできれば良いのでは、と考えています。

というのも、これだけ激しい変化の時代の中では、

既に役割を終えているのに無理に要らないサービスや物を売って生きながらえている会社

がいるのではという仮説があるからです。

実際、ルールでがんじがらめになっている会社は多いのではないでしょうか。

法律もリセットしづらい状況を作っていますね。会社の清算には多大な労力がかかります。

折しも、コロナの蔓延によりオフィスの価値含め「そもそも会社があることの意味」が問われている気がします。

今後は、機動的に動ける「個」が主体となり、

一定期間集まって仕事をし、終わったら解散するといった

「プロジェクト型」の組織が当たり前になるのではないでしょうか。

人間関係もリセット

人間関係もリセットできたほうが良いと考えています。

現に、私はいま学生時代の友人でいまでもお付き合いのある人は一人もいません。

「地元」の友達も。

しかも「友達」という概念も曖昧になってきていて、

定義はもうどうでも良く、ひとまずは気の合う方とたまに会っています。

しかも頻度もバラバラで、数年ごとに会う、なんて方もいます。

どう考えても

小さい頃に地元で知り合った人、

たまたま学校で席が近かった人、

勤務先が一緒だった人

というだけで価値観が合うとは思えませんし(学校・会社では仲良くすることが前提で苦痛でした)。

冷たい考え方かもしれませんが、

より人生を有意義に過ごしたいのであれば、定期的な人間関係のリセットは必要と考えています。

リセットしやすくするには

リセットしやすくするには、

なるべく色んなことを溜め込まないことだと思っています。人も、物も。

やらないことを決めることが大切と考えています。

ちょっと個人的な話をすると、

私は

所有に全く興味がなく保有資産は現預金・投資信託(ロボアド)・暗号資産など流動的なものしかありません。

(ちなみに服はレンタル、アクセサリー類は必要に応じて自分で作ります)

自分の死後に何か残したいという気持ちも全くありません。

また、家族になにか仕事のノウハウを残したい気持ちもありません(現在やってることを知ってもらいたい気持ちもない)。

そして、抱え切れない仕事は受けず、お役に立てるお客様に絞ってサービスを提供しています。

あまり理由を深掘りしたことがなかったのですが、

やらないことを決めて生活をシンプルにするのは、何事もリセットしやすくするためだと考えています。

将来のこと、所有している物を守ること、余計な人間関係で頭の中を埋め尽くした状況になったら

リセットどころか軌道修正することすら簡単にできないですしね。

ちょっと極端なお話をしてしまいましたが、

変化の激しく寿命100年時代では、

リセットしやすい環境が必要というのは真実だと思います。

 

まとめ

「リセット」という言葉が気になったので、

思うところを書いてみました。

 

編集後記

昨日は、1日だったので自分の会社の経理などを。

時間がないときは、全財産だけ確認しています。それだけでも精神的に落ち着きます。

 

最近のあたらしいこと

めんぼうでお肉を引き伸ばして焼くこと

 

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