最近、「独学」というキーワードが気になっていて、

本を読んでいます。

「独学」の世間的なイメージは、

  • 意識高い人しかできない
  • 効率が悪い
  • 大変そう

ではないでしょうか。

私もそんなイメージがありました。

しかし、そんな「独学」のイメージがだいぶ変わりました。

いまでは「独学」は人生を充実させる

有効な手段であると思っています。

その理由を書きます。

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※最近読んで面白かった本※

独立してからの勉強がほぼ「独学」だから

セミナーに参加いただいた方や、

ブログを読んでくれた方からたまに言われるのが、

「どこかで勉強されたんですか?」

です。

「勉強する=どこか(学校とか、セミナーとか)で勉強する=誰かに教わる」

というイメージがあるのだと思います。

私もそう思っていました。

しかしその常識が覆ったのが、大学を卒業した後、社会人になったときでした。

「というか、誰も仕事のやり方とか意味とか教えてくれんし・・

と。

そして、更にそれを感じたのが独立後です。

以下は、独立後にほぼ独学で身につけました。

税務

「税理士なんだから税務わかってて当然でしょ!」

と言われるかもしれませんが、

100%完璧にして独立するなんて無理です。

実際は、仕事を受けて判断に迷うことなんてしょっちゅうです。

そんなとき、私はいつも独学を行ってきました。

登録している税理士会からは研修のお知らせが来ますが、

そういうものでお勉強するより、

今目の前にある課題を自分なりにじっくり、熟成させて考え、アウトプットすること(つまり、独学)

のほうがずっと役立ちました。

(どうしても不安なときは同業者にお金を払ってアドバイスを受けています)

特に独立後は自分ひとりで責任を負うので、より経験が自分の力となっている気がします。

営業

独立してからはじめて「営業」というものを知りました。

開業届を出した日、

「よし、開業したぞ!・・で、仕事は?」

と呆然としたことを覚えています。

いままで営業なんて全然したことありませんので当然です。

SNSも全くやっていませんでした。

慌ててHP、ブログを解説し、Facebook、TwitterなどのSNSも開設して

顔出しして発信していきました。

 

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そのとき行ったのも、すべて独学です。

時間だけはたっぷりあったので、

高額なセミナーに行くよりも

自分なりに「どんなお客様に来てほしいか?」「自分の強みはなにか?」

を考えながらコツコツと発信していきました。

IT

勤務していたときはPCやネットワーク環境などすべて与えられていたので、

独立してひとりで働くときになにが必要なのかもさっぱり分からない状態でした。

このときも、本を読んだり、ネットを調べるなどして

PC、レンタルサーバー、クラウド環境、ペーパーレス環境、会計ソフトなどを

徐々に整えていきました。

このときも、

どこかの会社のパッケージを利用したり、

HP作成代行会社を利用することなく

自分でできることを考え、ネット、書籍等を調べながら行いました。

 

このように、独立してそれなりに食べられるようになるまで

高額なセミナー、熟に通うことなくほぼ独学でなんとかなっています。

一個人の経験談でしかないのですが、

独学の醍醐味である

「自分で考える」

癖をつけられたことが、一番のポイントではないかと思っています。

大人になってから直面することは、ほぼ「答えがない」から

受験や資格試験を除いて、

大人になってから直面することは、ほぼ答えがありません。

税金など、きっちり決まっているように思えるものについてもそうです。

つまり、あらかじめ答えが用意されている勉強では歯が立たないのです。

もちろん、今まで学んできたことが全く役に立たないということではなく、

それを土台として、つなぎ合わせて、活用することは可能です。

それでも、答えがないことにはかわりありません。

ですので

答えがないことにまず慣れることが大事ですし、

答えがないことに自分なりの答えを導き出す論理的思考、そして勇気が必要です。

このようなときに、自分で目標を設定し、勉強法も考える「独学」

は大いに役立つのではないでしょうか。

「学び方」を選べるから

もうひとつ独学のとても良いところは、学び方を選べる点だと思っています。

学校は、「基礎」「土台」を大勢の子供に身につけさせるところなので、

どうしても決まったカリキュラムに沿って行うほうが効率的ですが、

おとなになってからの勉強は、より自分に合った方法を選ぶことが大事ではないでしょうか。

例えば、

資産運用の勉強をしたかったら

書籍を読んでから、投資関係のセミナーに行ってから、FPの資格をとってから、

実際に投資を行いたいという方が多いでしょう。

一方で私のようにインプットはそこそこにして、

実際にiDeCo、株、投資信託、暗号資産などに先に投資して、

やりながら学んでいく派もいます。

先日始めたDefiもネットで調べてすぐに始めてみました。

分散型金融(Defi)を使ってみた。銀行の本質をあらためて考える

どちらが正しい方法か、ということはなく

人それぞれ合った勉強法があると思っています。

それが時間がかかる、回り道であっても。

職業に直結するような資格試験は短期間で受かったほうが良いかもしれませんが、

答えのない、一生モノの勉強はそもそも時間がかかるし、非効率が当たり前だと思うのです。

「1日で」「誰でも簡単に」身につけられるスキルって、

そこまで価値はないかと。

せっかく大人になって勉強法を選べるのだから、

「勉強=どこかで学ぶ、教わる」

といった固定観念を捨て、自分に合った勉強法を選べる独学のメリットを存分に

活かしてみてはどうでしょうか。

独学は、楽しいから

自分で目標を設定して、勉強法も自分で選ぶ「独学」こそが、

生きる楽しみにつながると思っています。

勉強にネガティブなイメージを持っている人は、

「勉強=無理やりやらされるもの。苦労して行うもの。」

と長年感じてきたからではないでしょうか。

でも本当は勉強こそが人生を彩るツールであると私は考えています。

誰かに強制されることなく

自分で学びたいことを設定し、

自分で学び方も選んで

知らないことを知って、できなかったことができるようになる。

そう思うとワクワクしますよね。

最近では、ビジネスと英語を同時に学べるビジネス洋書をじっくり読む「独学」がお気に入りです。

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まとめ

「独学」が人生を充実させる

有効な手段であると思っている理由を書きました。

 

編集後記

昨日は、祝日と知らずに。

途中で知ってしまい、ちょっと気が抜けてしまいました。

というわけで、生食パンを使ってサンドイッチを作ってみました。

ふわふわで美味しかったです!

 

最近のあたらしいこと

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