よく、人に「ストレスが溜まったときはどう発散させていますか?」と聞かれます。

そのとき「うーん・・」と考え込むことが多いです。

そうすると「ストレスが溜まらない人?強いんですね!」なんて言われますが、そんなことはないと思うのです。

ただ、「ストレス解消」とか「ストレス発散」って言葉のそのものに疑問があるから答えられなかったのだと思います。

ストレスは「発散」させるもの?

よくストレス発散方法として

・寝る
・食べる
・お酒を飲む
・友達と話す
・カラオケで歌う

などの方法があると聞きます。

しかし、ストレスは本当に発散させるものなのでしょうか?

仮に自分が今対人関係で悩んでいるとして、一日中寝たり、好きなものを食べたり、お酒を飲んだり、友達と朝まで話こんだり、1人カラオケで思う存分歌ったとしても「問題の解決」にはつながらないと思います。

一時的に問題を自分から遠ざけているだけで根本的な解決にはなりません。

ストレスは「発散」させるのではなく元を絶とう

もし自分が何らかのストレスを抱えていると気づいたら、その元を絶つことが大事です。

例えば、仕事上対人関係が上手くいかないときは、なぜ上手くいかないのか、関係を良くすることは可能か、相手にとっても自分にとっても最善な方法は何か、などを「1人」の時間を取って「1人」で考えることが重要だと思います。

よく何かあるとまず「人に相談しろ」という風潮がありますが、まずは自分1人で考えて自分の考えをまとめないと相談したとしても良いアドバイスはもらえません。

逆に全く役に立たない、時には有害な返答を受けるかもしれません。

そうならないためにまず「1人の時間」を作ることが先だと思います。

時間も取れず、自分がどういうストレスを抱えているのかも分からず日々忙殺されて・・という状況は非常に危険だと思います。(私もそのような時期がありました)

一歩間違えれば精神的な病気にもつながる恐れがあります。

普段からストレスをためない生活をしよう

ストレスをゼロにすることはできません。

しかし、ストレスをなるべくためない生活はできると思います。

危険ゾーンに達する前に、自分から元を絶つのです。

例えば、八方美人をやめるなど。

自分とスタンスの合わない人と無理に付き合うこと程ストレスのたまることはないと思います。

また、女性は家庭内でのストレスが大きいと思います。

私も経験はありますが(^^;、家庭に限らず、世の中の対人関係の問題は「人はみな違う」「変われるのは自分だけ」という「発想の転換」だけでほとんど解決できると思います。

ストレスが溜まったら一時的に発散、しかし根本的な問題は解決されないのでまたストレスは徐々に溜まっていく・・これではいつまでたっても辛いままです。

重要なのは「ストレス発散方法」ではなく、「ストレスをためない予防生活」です。

まとめ

「ストレス発散」という言葉にずっと違和感がありました。

ストレスは虫歯と同じように、悪化したときに治療(発散)するのはとても非効率です。

普段からストレスをためない予防生活を心がけていきましょう。

編集後記

Kindle unlimited(読み放題)は様子を見よう、と思っていたのですがやはり申し込んでしまいました・・(意思が弱い)。

1ヶ月に10冊くらい読むことを考えるとやはり月額980円はお得かなあ、と思いました。

まあ、1カ月間無料期間があるので読み放題の本がどの程度あるのか見て1か月後継続するか決めたいと思います!

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