過去記事を整理して、感じたこと。自分がいなくなった後も、残っていく発信は?
7/292021
カテゴリー:ブログ運営

ここ最近、過去に書いた記事をメンテナンスしています。
特に、HPの税務コラムに関しては、
間違いがあっては迷惑がかかるので改正があった部分や、
読みにくい部分などを修正したり、見栄え良くしたりしました。
そんなことをしているうちに、
「自分がいなくなった後も、この記事は見られるのかな」
とふと思ったのです。
今日は自分がいなくなった後も残る発信について、書いてみたいと思います。
※ずっと残るものは?※
「役に立つ」発信は、ずっと役に立つわけじゃない
よくマーケティング・営業の分野では、発信について
「読者の視点にたつ」「読者に役立つ」
ことが大事とうたわれています。
私も、この点はずっと意識して発信を続けています。
とはいえ、その時点で役に立っても、ずっと役に立つわけじゃない
と最近は思っています。
特にその時代にしか通用しない既に改正された法律、スキル、日々進化するITなんかはそうですね。
もちろん現役であるいま、人に役立つ発信をして、信用を蓄積していくことは大事なんですけど、
10年後、20年後、自分がいなくなった後はそのコンテンツの価値はいかほどか、微妙なところです。
困っている人向けではなく知的好奇心を満たす発信は残る
先日社会派ブロガーのちきりんさんがVoicyで、
「最近、困っている人向けの発信ばかりでつまらない。知的好奇心を満たすコンテンツのほうが面白い」
とおっしゃっているのを聞いて共感しました。
確かに、巷には
「あなたはこんなこと(身体的なところでいうと、薄毛、肥満、美容あたりでしょうか)に困ってるでしょう!?解決策はこれだ!」
と不安・欲望を煽る発信ばかりです。
税金関連の記事で言えば、「この節税、やってないとやばい!」でしょうか。。
私はあまり普段困っていない(悩みや欲望があまりない)ので、
そういう発信は物足りなく、
むしろ自分のやってること(マニアックなこと)が好きでたまらないとか、
これは書いておかないと気がすまないとか、
そういう知的好奇心をくすぐられる人の発信を見るほうが好きです。
ここで何を言いたいかというと、
困っている人向けの「役立つ」発信より、そういった観点がまったくない、
一部の人の知的好奇心を満たす発信のほうが、後世に残っていくのでは、ということです。
ブログはメンテナンスしない
当ブログも「人に役立つ」視点は持ちつつも、
どちらかというと自分がそのとき考えた、世界観を発信している部分が大きいです。
実際、過去の記事を眺めていると
「この時期、こういうこと考えていたんだな」
とかあらためて新鮮に思うことも多いです。そういう意味では、いまの自分に役立っている部分があります。
ある意味、時代に左右されない独自の世界観の発信は、
ずっと読まれる可能性もあるのかなと思っています。
(私の思想を後世に残していきたい!という強い想いがあるわけではないんですが)
そんなこともあり、ブログもメンテナンスしようと読み返していたのですが、
わざわざ書き直す必要はないかな、と考え直しました。(よほど変な記事でない限り)
ブロガーのちきりんさんも、
「10年前、20年前の投稿が読まれていると嬉しい」
とおっしゃっていて、
私のブログも現時点では即効役立つ内容ではないけれど、
私がいなくなった後誰かに読まれて、何かしらの気づきを与えることができたら
良いな、と思っているし、そんな発信は残したいと思います。
自分の息子が、私亡き後(今でも良いですけど)に、「ほう、自分の母親はこんなことを考えていたのか」
と知ってもらえるのもまあ嬉しいかなと。
役に立つこと・残していきたいこと
のバランスをとりながら、今後も発信していきます。
編集後記
耳の調子がずっと悪く、外耳炎、中耳炎?が慢性的におきているようです。
つい、痒くて触っちゃうのが悪いようで・・。
人の話声は聞こえるのですが、自分が話す声が曇っているのが少し気になります。
(Youtube撮影もちょっと大変でした)
薬をもらったので、きちんと治そうと思います。
最近のあたらしいこと
ローソン アイスダブルエスプレッソラテ
↑これ、カフェのアイスカフェラテよりもずっと美味しいです。ハマってます。
Youtube更新情報(毎週水曜日更新)
私の事務所の紹介動画を作ってみました。
ターゲットのお客様、強み、大切にしていることを話しています。