仕事をいっぱいこなせる人は、能力が高く見えます。

でも、本当にそう言えるでしょうか。

量はこなせないけど、じっくり考えて結果を出すタイプの人もいます。

そもそも量をこなす仕事が苦手なタイプもいます。私です・・。

そんな人が上限を超える仕事量をしても高いパフォーマンスは期待できません。

 

本日、ひたすら人の作った確定申告書をチェック・電子送信するという仕事(当番です)をしてきました。

始める前に、職員の人に「大体○○件くらいこなせれば良いかと〜」と説明を受け(プレッシャー?)、

ひたすらチェック・送信し続けましたが、目標件数には及びませんでした・・。

税理士法人に勤務していたときも、担当数をこなせず毎日残業続きでした。

そのときは「周りはできているのに自分は仕事量をこなせない=能力が低い」

と落ち込んでいましたが、今は違った考えを持っています。

こなせる仕事量は人それぞれだし、能力とも関係ない。

自分は仕事をたくさんこなしたいか・こなしたくないかを見極めて、

自分に合う仕事量を見極めることが

良い結果をもたらすと思っています。

仕事がたくさんあると、テンション上がるか・下がるか

自分は仕事をたくさんこなしたいか・こなしたくないかを判断する基準の1つに、

仕事が目の前にたくさんあるとテンションが上がるか・下がるか

があります。

前に同業者で、

「たくさん仕事があると、どうこなそうかとゲーム感覚で楽しくなる」

「会社の中で競争するのが好き

と言っている人がいました。

自分にはまったくない感覚なので「ほぉ〜」と感心しました。

そういう人は会社員でも、独立してもうまくやっているけるのだと思います。

私は真逆で、目の前に仕事がたくさんあるとテンションが下がってしまうタイプです。

(メールが溜まっていたり、電話が来たり、人に話しかけられて仕事がストップするととてもストレスを感じる)

そのため、仕事が積み上がる前に自分でストップをかけられる独立が合っています。

人よりこなせる仕事量が少ない自分には、仕事量を調整できない勤務はだめでした。

どちらが良い・悪いではなく、

自分がどの程度の仕事量をこなせるか

の見極めは今後仕事をしていくうえで大事だと思います。

仕事量をこなせないからといって、落ち込むことはない

膨大な量の仕事をスマートにこなせる人が優秀という風潮は、学校と似ていますよね。

どれかひとつの分野にずば抜けている子よりも、オール4的な子の方が褒められる。

与えられた問題に対して決まった正解を素早く導き出す子が優秀とされる。

夜遅くまで、時間をかけて努力する人がスゴイ、とか。

でもそれって人間を画一化しすぎていますよね。

仕事に対する考え方も人それぞれで、少ない仕事を質を高めてやっていきたい人だって

いるはずです。(私もそうなりたいと思っています)

自分の能力って、どこで活かされるかというと最終的には仕事の相手であるお客様に満足してもらえたときだと思います。

こなした量がそのままお客様の満足に結びつくわけでもないと思うので、

自分ができる量をこなしてそれが最大限お客様の満足につながれば良いと思っています。

もちろん、仕事量を少なくしても収入が下がらない努力は必要です。

そんなことを意識し始めたのも独立してからでしたが。

 

編集後記

久しぶりに夜みなとみらいのほうへ行きましたが、ライトアップが綺麗でした。

 

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