『デジタル資産と電子取引の税務』改訂版を執筆中

2021年6月に日本法令様から出版した

『デジタル資産と電子取引の税務』という本の

改訂版に現在とりかかっています。

 

あらためてこの本をじっくりみてみると、

当時の充実感、大変さ、などを思い出しました。

今日は、この本をきっかけに

「誰よりも早く、勇気を持って発信することの意義」

について書きます。

 

 

手探りで書き上げた本

メールを辿ってみると、

この本のお話をいただいたのは

3年前の2020年5月でした。

 

ちょうどのそのとき、前作の本の

出版記念セミナーを開催したのですが、

ご依頼いただいた編集者さんが参加してくれて、

ご連絡をいただいたのです。

 

その方は私が

「ネットビジネス」「電子帳簿保存法」「仮想通貨」

の実践・発信をしていたので、

デジタルに強いということで気にかけていただいて

お声がけいただいたのでした。

 

ただ、当初このお話(「デジタル資産」に関する本を書きませんか?という依頼)

をいただいたとき

「うわっめちゃ面白そう!」

と思ったのと同時に、

「何をどう書けばいいんだろう・・・」

と不安になったのも事実です。

 

というのも、当時は

「デジタル資産」といった言葉を

使った本はほぼなく、税務では初めての試みだったからです。

 

本当に手探り状態からの執筆でした。

(今思うと、編集者さんの先見の明がすごいなと思いました)

 

誰よりも早く、勇気を持って発信することで得られたもの

今でこそ

暗号資産(当時は仮想通貨と呼ばれていました)、NFTなどの

税務に関する本はいくつか出ていますが

2020年5月時点ではほとんどなし。

 

NFTも、流行り始めたのは2021年に入ってからなので

執筆時点ではまだ黎明期で

名前を知っている人もほとんどいませんでした。

 

そのため、

「〜の取り扱いになると考えられる」

といった書き方をせざるを得なく、

「新しすぎることを書く苦しさ」

を実感しました。

 

ただ、このように

誰よりも早く、勇気を持って発信することによって

強くなれた気がします。

 

自分で責任を持って、

その結果も全部自分で受け止める。

苦しいけど、とってもやりがいがある。

これこそ、独立した醍醐味じゃないかなと

思ったんですね。

 

いまでもこれは実践しているところでもあって、

何か自分の興味あることがあったら

まず自分が実践して、

自分で発信する癖がついています。

 

「偉い先生の講義を聞いてから」

「公式な見解が出てから」

だと熱量は下がりますし、

覚悟も落ちます。

 

「間違えた情報出したらまずい!」

という意見もあるかもしれませんが

そりゃあ人間ですから、間違えますって。

既存の枠組みで完璧な答えを出すのを

期待するんだったらAIのほうが良いです。

 

新しいことを、

勇気を持って発信できるのは

人間だけですし、

それによって得られるものは

お金では測れないようなものでした。

 

独立した後は、責任も重いけど

発信も自由。

勇気を持って新しいことを発信

してみてください。

すぐには効果がでなくても、

確実にレベルアップできた実感が持てるはずです。

 

編集後記

昨日は、黄砂が来るということで

部屋干しを。

(数年前に、運悪くカーペットを干して

砂まみれになったことがあったので・・汗)

 

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