お恥ずかしいことですが、30代はじめくらいまで

「とにかく安いもの」を求めていました。

ファストファッション、激安家電などなど・・。

でも安いものにはそれなりの理由があるんですよね。

なぜ安いのかという「背景」を1ミリも想像せずに

モノ・サービスを購入していたんです。

 

「安い」裏には、

必ず環境や、誰かの犠牲があります。

数百円で売られているTシャツの裏に。

先日読んだこちらの本で、

再度そのことを認識しました。

記憶にあたらしいところで、

2013年に起きたバングラデシュでの縫製工場崩壊

のニュースについても書かれていました。

ファストファッションで私達が便利な生活をしている裏で、

低賃金、過酷な労働で1日10時間以上も働き、あげくに

劣悪な環境で命を落とした人もいるという現実は、

重く受け止めていかないといけない問題だと思っています。

小綺麗な激安アジアン雑貨は、

途上国の児童労働に支えられている

という記載もありました。

 

「エシカル(倫理)消費」というと

ちょっとおおごとな感じがしてしまいますが、

「極端に安いものは買わない」

と決めるだけでも世界が変わると考えています。

大切なのは、

購入したものはどこで作られて、誰がどのように作って、自分のところに届けられたのか

を想像する力ではないでしょうか。

 

ビニール袋をなくすことも大事ですが、

「安いものは買わない」

と決めるだけで、環境と人を守る、

そして搾取や、環境破壊をしている会社に加担しないことができる。

これって大きなことだなあと。

 

この本には、

今日から始められるエシカル消費が

わかりやすく書かれています。

肩肘はらずに読める入門本なので、

「エシカル消費」という言葉を初めて聞く人にもお勧めです。

 

編集後記

土日は、自転車選びなど。

息子と、自分用に2つ購入しました。

サイクリングが楽しい季節になるので、

今から楽しみです。

 

最近のあたらしいこと

BIZcomfort横浜元町

« »