1人仕事に向いている人とはどのような人か?
1/62017
カテゴリー:ソロビジネスハック
ITが発達し、リモートワークなど会社へ行かなくても働ける環境が整ってきました。
私自身も事務所を持たない、従業員を雇わない1人仕事をしています。
1人仕事の環境が整ってきているとはいえ、1人仕事がすべての人に向いているとはいえません。
最近、世の中には1人仕事が向いている人、向いていない人がいると気づきました。
1人仕事が向いている人とはどんな人か。
一般的には「自己管理できる人」「自立心が強い人」「エネルギッシュな人」・・などと言われていますがもっと本質的な理由があるのではないか。
自分を客観視する意味でも考えてみました。
長時間1人でいても苦ではない人
常に周りにしゃべる人がいてほしい、という人は1人仕事は難しいでしょう。(あくまで想像ですが・・)
特に独立・起業後は1人での作業が大部分を占めます。
人と会わず、家や事務所で黙々とこなす仕事が多いです。
(もちろん、独立当初からアポイントを多く入れて外を駆け回る人もいると思いますが)
決断・実行するのも自分1人なので、どんなことも誰かに相談してからでないと実行に移せないという人も1人仕事は向いていないでしょう。
周りに気を使いすぎる人
周りに気を使う人であれば、組織に向いているのでは?と思われるかもしれません。
しかし、最近逆ではないかと感じ始めました。
周りに気を使いつつも、ある程度割り切って行動できる人が組織に向いているのではないかと。
自分の経験を話すと、
- 目の前に指示を出す人がいれば、「期待を裏切れない」とすぐに「YES」と言ってしまう。
- 忙しそうな人に話しかけるのはその人の仕事が一段落してから。
- 目の前にいるのにメールは失礼
- 仕事の依頼を受けるとやっていた仕事よりもそちらを優先してしまう。
- 声の大きい人の仕事を優先してしまう。
- 考える時間が欲しいが、仕事をしていないと思われるのが不安
- オフィスが狭く、人の後ろを通るたびに「すみません」と一声かける。
- 他の人の電話が鳴ると、「とらなきゃ」となる。
- 社内ルールをきちんと確認しないと不安
ということがしょっちゅうありました。
自分の仕事をコントロールできていない面もあったと思います。
一方、周りに気を使いすぎて集中すべき仕事に集中できていなかったという面もあります。
1人仕事をしている今となっては、自分のコントロール下で集中すべき仕事に集中できています。
周りに気を使いすぎてしまう人は1人で仕事することによってかなりの気遣いのエネルギーを節約できます。その結果生産性が相当アップするのではないでしょうか。
感受性が豊かな人
組織にいると、良い情報だけでなく、様々な雑音も入ってきます。
社内政治だったり誰かの悪口だったり・・。
そういった情報にいちいち心が揺らいでいたら、仕事に集中できません。
なので周りの雑音にすぐに反応してしまう感受性豊かな人は組織は向いていないでしょう。
自分で言うのもおこがましいですが、私自身も感受性が豊かな方だと思います。
人の悪口に心が痛み、悲しいニュースに涙が出、映画・小説にもらい泣き、人のブログに感動し・・などいちいち心に反応が起きてしまう性格です。
なので、今は組織から離れることにより雑音を排除し、ニュース・SNSもなるべく制限しています。
訓練によって周りの出来事に過剰反応しないことも可能かもしれませんが、生まれ持った性質もあるでしょう。
であればやはり自分で入って来る情報をコントロールするしかありません。
そういった意味で自分で入って来る情報をコントロールできる1人仕事は、感受性豊かな人に向いているでしょう。
まとめ
1人仕事に向いている人の特徴をまとめてみました。
特に「周りに気を使いすぎる」「感受性豊か」という特徴は最近になって気づいたことです。
転職を繰り返したり仕事が長続きしないという方は自分の性格を客観的にとらえ直してみることをお勧めします。
こういった人たちは継続力、意志の力云々の前に、本当に組織が向いていない人なのかもしれません。(私もそうです)
編集後記
昨日は、自分の確定申告書を作成。
終わった後、夫の確定申告書の作成お手伝い。
e-taxで提出するよと提案したのですが自分で税務署に行きたいとのこと。
年に一度の税務署への訪問が楽しみなようです。