私が税理士業の仕事を増やしすぎない健康上の理由。
5/222024
カテゴリー:税理士・税理士試験
私の今の仕事のメインは、税理士業です。大体、売上でいうと全体の6割〜7割くらいです。(それ以外はコンサルティング、執筆、講演、セミナー等色々組み合わせています)
正直言うと、「頑張れば」もう少し税理士業ができます。でも、頑張らないのでむやみに増やしていません。
頑張らない理由として、大きなものが「健康上の理由」です。
※税理士業は好き。でも、好きだからこそやりすぎない。
目と肩を酷使する仕事は年をとってからは辛い
私がしている税理士業は、経営者の方とお話する時間も多いですがやはりパソコンとにらめっこしている時間が長いです。
会計の数字のチェック、申請書・申告書作成、、といった業務は私にとって好きなことではありますが、やりすぎると目と肩をやられます。
私は今のところ大きな体の支障はでていませんが、周りの知り合いからは
「肩こりがひどい」
「ヘルニアになった」
「頚椎をやられて、しびれがでてきた」
などの話を聞きます。
記帳代行(領収書を預かって、会計ソフトに入力すること)がない私でさえ、長時間の税理士業は辛いのだから、1日中がっつり入力している人に支障が出るのは想像に固くありません。
20代、30代ならまだしも、40代以降で税理士業100%(なおかつびっちり)は、ちょっと考えられません。
誰かを雇えば自分でやらなくてもいい?
「作業をお願いする誰かを雇えばいい」という考えもあると思います。
良し悪しはなく、それも老後働き続けるための有効な方法でしょう。
ただ、私の場合元々税理士業が少ない中で人を雇ってまでやってほしい仕事がないんですよね。
そもそも、自分ひとりで今後も無理なくできる仕事量を意識しているし、
自分の強みは結構ニッチなところなので(クラウド会計等のデジタル活用、海外税務)、
「じゃあよろしく」と人にお願いしたところですぐできる人はいないかも、
というのも理由のひとつです。(思い込みかもしれませんが)
それに、すべての顧問先の経営者さんと私が直接やり取りしたい、という気持ちは今も昔も変わりません。
年齢によって、仕事の配分を変えていく
ということで私の戦略は、いまのところ「年齢によって、やる仕事の配分を変えていく」です。
今は税理士業が60~70%だけど、あと5年後はもう少し減らしていくとか。
年齢を重ねてもできる仕事(例えば講演、セミナーなどの話す仕事や執筆など)も今からしていけば、いざ税理士業が難しい、となったときのリスクヘッジにもなります。
逆に今「もっとできる」からといって、目一杯税理士業で埋め尽くしてしまって身動きが取れなくなり、自分の体と向き合う時間もなくなり、、という状況は避けたいです。いくらお金が増えたとしても。
それに、直接お金につながること以外のこともする時間は持ちたいんですよね。
私の好きなことは手作りなので、もしかしたら老後に食堂や裁縫教室なんかもできるかもしれないし(あ、裁縫は目を酷使しますね)。そんな可能性を考えつつ、「目先のお金」に振り回されないよう、仕事の配分を日々考えています。
健康を損なってからでは、遅いですからね。
編集後記
仕事する場所として、フードコートがなにげに気に入っています。
湘南エリアに大きめの場所があって、PC仕事をよくしています。高校生や家族が多く、ほのぼのします。
ついついスイーツを頼んでしまって「あ、アイス乗ってるんだった…」と後悔することに(←お腹壊す)。何もかかってないたい焼きだけ食べたいんだけど…
最近のあたらしいこと
息子に杏仁豆腐を作ってもらった
ちょっと前ですが、母の日に息子が杏仁豆腐を作ってくれました。
丼ぶり一杯の杏仁豆腐(容れ物がなかったらしい)に、感動でした^^