組織内の状況はお客様には関係ない。常に心と時間に余裕を持つ
6/222017
カテゴリー:My働き方改革
勤務しているか・独立しているかにかかわらずプロとして対価を得て仕事をするためには、責任を持って仕事を納期までに仕上げることは基本的なことです。
その間、繁忙期であった、システム障害が起きた、担当者・上司がずっと不在だった・・などで仕事を遂行できないのは理由にはなりませんし、
お客様に気を使わせるのは問題外です。
担当者が皆出張で私が仕方なく対応しておりまして・・
昨日、顧問先の住民税の特別徴収税額が誤っていたので訂正をしてもらいたく某区役所へ電話しました。
区役所の内部処理ミスにより税額が過剰に計上されていたのです。
先月も連絡しており、これで2回目です。
1ヶ月以上経っても送るといった書類が届かず、更に顧問先で税額証明が必要な手続きが生じたため再度連絡したのでした。
そして得た返答が「システム障害が起きた関係で、あと1ヶ月程度書類の用意に時間がかかる」ということでした。
そのようなことも知らせてこなかった事にもイラっとしましたが、極め付けがダラダラと状況を聞かされた挙句
「担当者が皆出張で私が仕方なく対応しておりまして・・」
とのたまったことでした。
組織内の状況など関係ない
こちらで欲しかった情報は、
- 先月送ると言っていた書類はどうなっているのかの状況確認
- もし手続きに間に合わなかった時の対応
でした。
しかしそこにたどり着くまでに関係ない組織内の状況をダラダラ聞かされました。
正直、こちらとしては区役所内で起きたシステム障害や担当者が出張で不在だとかいった状況は関係ありません。
約束していたことも遂行されず、対応策も考えてもらえず、関係ない言い訳を聞かされる・・責任の所在が曖昧なお役所らしいなあ・・と思いましたが自分も気を付けなければならないと反面教師にしました。
責任の所在をしっかり決めておく
私は今独立して一人で仕事をしているので、自分の行う仕事の責任は全て自分が負います。
責任は重いですが、上司への変な根回しや気遣いは必要ないので個人的にはこの状況は気に入っています。
組織内でも、責任の所在を決めておくことは大事です。
部下が行ったことの責任はその上司がとることは基本です。
間違っても某区役所のように「私が仕方なく対応しておりまして・・」なんて対応になってはいけません。
常に心と時間に余裕を持つ
税理士事務所に勤めていたとき確定申告時期にお客様に対して、
「そうなんですよ、今繁忙期でして~なのでご返答遅くなることご了承ください」
と言っている人がいました。
また、以前税理士変更を検討している方から聞いたのが
「所長先生は忙しいから私程度の顧問先には来てくれない」
ということでした。
とても違和感を感じます。
先にも書きましたが対価を得て責任をもって仕事を遂行する以上、こちらの状況はお客様には関係ないはずです。
お客様に気を使わせてしまうなんて、問題外です。
常に心と時間に余裕を持ってお客様がコンタクトしやすい状況を作っておきたいものですね。
まとめ
某区役所の対応をきっかけに、「組織内の状況はお客様には関係ない」と強く思い記事にしてみました。
まあ、公務員にとっては納税者は「お客様」ではないのですが、それにしても酷い対応だなあ、と思いました。
ただ「酷いなあ」と思っているだけでは進歩がないので、自分への今後の戒めとして、反面教師にしていこうと思います。
編集後記
昨日は本当にすごい雨と風でした。
午前中仕事をして、午後買い物をしようと外へ出たところ。
5分歩かないうちに傘が破壊され・・
しばらく呆然としてしまいましたが、諦めてトボトボと家に帰りました・・。