私は1年半前に独立しましたが、独立後はそれまで接していたお客様の対象ががらりと変わりました。

現在は主に独立や起業のために1歩踏み出したいと思う人、踏み出した直後の人のサポートをしています。

これからもこのような人をサポートしていきたいと思う理由を書いてみます。

がらりと変わった顧客層

独立前、勤めていた税理士法人では大手企業の経理担当者が普段接する顧客でした。

確かに大手ならではの仕事(組織再編だったり、国際税務だったり)もできたのはよかったのですが正直

「こういった組織仕事は向いていないかも」

「自分ではなくてもいいかも」

と思っていました。

その頃から「大きな会社ではなく、スモールビジネスをする人を直接応援したい」という気持ちが芽生えていたのだと思います。

現在対応させていただいているのはまさにそのような人たちばかりです。

きっかけは自分もスモールビジネスを行う者となったこと

とはいえ、独立直後はどういったお客様に来てほしいか全く検討もつかず。

もちろん勢いで飛び出したのでお客様0、人脈0、資金ほぼ0からのスタートです。

しばらく試行錯誤の日々が続きました。

そんな試行錯誤の日々の中で、独立した者として様々な楽しさ・困難を経験したことがきっかけとなり

「同じように、1歩踏み出す(踏み出した)人を応援したい」

と思うように。

正直勤務のままでい続けていたら、このような気持ちにはならなかったでしょう。

「小さい」存在が大きくなる時代に一緒に成長できる楽しさ

働き方が多様になり、昔のように単純に会社員VS経営者又はフリーランスではなくなっていることは明白です。

私に相談に来てくださる方も、本業(会社員)のかたわら事業をされている方だったり、フリーランスとして独立されたばかりの方、大手企業を定年退職して会社を立ち上げる方など様々です。

「小さな」存在であることを活用して、身軽に動く人が増えてきている気がします。

こういった時代に単に「税務の専門家」としてだけでなくスモールビジネスを同様に行う者として様々なサポートをすることができる、成長できる、ということはとても楽しく、やりがいのあることです。

たまに、相談される方が

「まだ自分はこれしか稼いでいないので・・」

と口にされます。

税理士は「ある程度稼いでいる人しか受け付けてくれない」というイメージがあるのかもしれません。

確かに、ある程度の規模の法人でないと受け付けていない、フリーランス自体受け付けていない事務所も存在します。

私はもちろんそういった制限は設けていません。

こういうとき、0から稼いでいくことの大変さを知っている身であるのはよかったなと思っています。

これからも「先生」と思われるより「パートナー」「同志」と思ってもらえるサービスを目指します。

まとめ

1歩踏み出す人のサポートをし続けたい理由を書きました。

これからは大手組織と小さい組織又は個人の役割が明確に分かれ、共存の世の中に変わっていくと思います。

そんな時代に、小さい側のサポートしていく仕事をしていきたいと思っています。

編集後記

昨日は9月決算の法人の数値チェックなど。

一日中事務作業だったので夜はぶらりと横浜散歩。

気づいたら赤レンガ倉庫まで来ていたという。^^;

これからの季節、どんどん横浜は綺麗になっていきます。

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