Excelスキルは必要に迫られたときに伸びる。
2/222019
カテゴリー:Excel
現在自分の業務でExcelはよく使うツールです。
お客様の業績・納税予測の他家計管理などにも利用しています。
比較的前からExcelは好きで使ってきたほうですが、
どういうときにスキルが伸びたか?と思い返してみると、
「必要に迫られたとき」
だった気がします。
Excelスキルを伸ばしたいと思う方は、是非必要に迫られる状況を作り出すことをお勧めします。
仕事の合間に作った住宅ローン計算表が出てきた
Yahooのメールを整理していたら、昔なつかし自分で作ったExcel表がわんさか出てきました。
例えば、マイホームの購入を検討していた時の住宅ローン計算表。
作成日付は約10年前・・。確かに、子供が小学校にあがる前に買ったほうが良いだろうか、
と考えていたのを思い出しました。
ご丁寧に、元利均等、元金均等どちらも作っていました
(この頃外資系に勤めていたからかなぜか英語で)。
購入額、頭金、返済期間、金利を入力すると全期間の元本と金利支払額が表示される表でした。
家族の年齢もご丁寧に計算、何歳で完済できるのかも明らかにしていました。
計算式を見てみると、PMT関数(利率、期間、支払期日を変数に毎年のローン返済額を計算する関数)を使っていました。
PMT(利率, 期間, 現在価値,将来価値, 支払期日)
こんな関数、恐らくローン組もうと思っていなかったら、使っていなかったでしょう。
ローン返済額は手取りの30%以内とか・・生々しいです^^;。
でもこの計算表を作ってみて、だいぶExcelスキルが伸びた感触はありました。
資格検定も良いですが、
自分ごと(仕事でも、家計でも)になると、Excelスキルは大きく伸びます。
(ちなみに、この計算表を作って「うわっ利息やば」と思い結局家は購入しませんでした・・)
まずは家計管理からExcelを使うのがお勧め
自分の事業や会社を持って数値管理・・というとハードルがいきなり高いので、
まずは家計管理からExcelを活用してみるのはいかがでしょうか。
家計管理は誰しもが「必要に迫られる」ことだからです。
私の場合、家計簿アプリ(マネーフォワード)で家計も事業も管理し、1ヶ月に一度CSVでデータを落としてきて集計しています。
毎月の収支と、現在の資産内訳がざっくりわかれば良いと、簡単に作っています。
テーブルに加工、ピボットでまとめて月ごとに収支を確認しています。
資産もたまに合計と内訳をざっくりと。
ポイントは、最初はあまりこらずにExcelの基本機能(Sum関数などの基本関数、円・棒グラフ、ピボット等)を使ってみるということです。
作り込もうと思えばいくらでも作り込めますが、
まずは始めの一歩ということで自分と家族が管理できる程度の表を作ることがお勧めです。
まとめ
住宅を購入することになった、家計をやりくりしなきゃいけない、経理を効率化したい、経営者として数値を管理しなければいけない・・
こんな「自分ごと」となったときに、Excelスキルは大きく伸びるはずです。
是非必要に迫られる状況を作ってExcelスキルを伸ばしましょう。
編集後記
去年もご相談いただいた方から今年もご相談を受けました。
Proof of Stake(ブロックチェーンシステムのアルゴリズムの1つ)、シェアリングエコノミー、働き方改革・・
新しい時代を考えて事業活動をされている方で、こちらも勉強になりました。
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