これまではなるべく目立たずに、目立たずに、を意識して生きてきました。

学校では絶対に手を挙げず、人前で発言せず、人の後ろに隠れ、上司から睨まれないようにし・・。

ずっとこのまま目立たずに生きていくのだろう、と思っていましたが

学生、社会人と人生が進んでいく中で

  • 団体(組織)行動が苦手
  • 人と合わせるのが苦手
  • 毎日同じ場所で、同じ時間に働くのが苦手

という、組織人として不適合であることが痛いほどわかり逃げるようにして独立しました。

結果として、今までとは180度違う「目立つこと」を求められる立場になってしまいました。

目立つことにはいずれ慣れる

とはいえ、独立後は自分を見つけてもらわなければ仕事の1つも取れません。

自分から「これができます!」と目立ちにいかなければならないのです。

私も最初のうちは「自分が、自分が」をアピールするのに大変な思いをしました。

得意なことを書いていても

「これって本当に得意なことかなあ?」と思ってしまったり。

でも生活がかかっていたらそんなことも言ってられないので割り切りも必要です。

それに、自分のことを書くことには少しずつ慣れてきます。

毎日書くこのブログもその訓練になっています。

「人と同じことをする」ことが嫌いな人は独立向け

先ほど書いたように私は目立ちたくはなかったけれど、人と同じことをするのはなんとなくやだ、強制されるのもやだと思っていました。

思い返せば小さい頃からそういった性質がありました。

  • 姉がエレクトーンを習うといったら自分はピアノを習う
  • 他の兄弟が歌謡曲ばかり聞いている時に自分だけクラシック音楽を聞く
  • ドラゴンクエスト5で兄弟みんなが結婚相手にビアンカを選ぶのに対して自分だけはフローラを選ぶ(「幼馴染を裏切るとはなんて薄情な」と兄弟にののしられる。)
  • 宴会を抜け出す(ばっくれる)
  • 大学院で誰もやりたがらない国際税務を論文テーマに選ぶ

いわゆる天邪鬼というやつでしょうか。

こういった性質がある人は目立つのが苦手であっても、独立向きだと思っています。

独立後、人との違いを出すことは必須だからです。

ミニマムにやれば「ひっそり目立つ」ことも不可能じゃない

規模をどんどん大きくして、お客さんを増やして・・という戦略だと「とにかく何でもする」「低価格戦略」「知名度をあげる」ことは重要です。

ただ、ミニマムに自分が見渡せるくらいの人たちだけにサービスを提供するのであれば「ひっそり目立つ」ことも不可能ではないと思っています。

何も全国的に有名になって引っ張りだこ・・にならなくても自分を必要としてくれる人に見つけてもらえればミニマム事業は成り立ちます。

その場合、人との「違い」が武器になるはずです。

人と同じことをするのがやだ、でも目立つのは苦手・・という人は自分を必要としてくれる人だけにアピールできるよう、「違い」を利用して「ひっそり目立つ」ことに挑戦してみてはいかがでしょうか。

まとめ

ITが進歩して誰もが発信できるようになった現在、「ひっそり目立つ」ことは昔よりやりやすくなったと思います。

需要がそれほどなくとも、ミニマム事業であれば十分成り立ちます。

少しずつ、人との違いをアピールしていきませんか。

編集後記

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