DX・AIの前に身につけたいITの基本スキル
11/192024
カテゴリー:ITに対する考え方
とてもありがたいことに、DXやAIなどのテーマで講演に呼んでいただくことがあります。
何度かやってみてわかったことは、
「DXだとかAIの前にITの基本スキルがないとどうしようもないのでは」
ということです。
今日は、そのITの基本スキルについて書きます。
資料を印刷しない
いつも気になるのですが、
講演の資料、もう印刷やめませんか、と思うんです。ましてやDX、AIに関するテーマだったら。
いや、色々理由は聞きます。
「ご高齢の方がどうしても紙でないとと言っていて…」と。
そうおっしゃってる時点で、
DXやAIに関する研修に参加しても意味ないと思っています。
というのも、
DXやAIは「データ活用」が前提だから。
まずは、「紙に印刷しないためにはどうしたらいいか」
を考えるところからスタートです。
自分でPCやタブレット等のIT機器を選ぶ
講演に行くと、自分のPCやタブレットを持ってこない方が多くいます。
これも今の時代どうなのかな、と思うのです。
しつこいですがDXやAIに関するテーマの研修なのになぜ紙とペンなのでしょうか。
私はITに強くなりたいなら、まず「PCやタブレット等のIT機器を自分で選ぶこと、持ち運ぶこと」と話しています。
意外と、自分で選んでいない方が多い気がします。
とはいえ、私も人のことは言えず…独立後初めて自分でPCを選びました。非常に勉強になったのを記憶しています。CPUなどのスペックや自分にとっての必要な機能が理解できるようになりました。
プライベートのときもいつもPCを持ち歩け!とは言いませんが、
せめてDXやAIに関する研修には持ってきて、その場で試すくらいの
行動力が必要なのでは、と思っています。
スピード、スピード!
急かしてすみませんm(_ _)m。
IT機器は、大事な道具です。道具を素早く使いこなすには、練習が必要なはずです。
自転車だって皆さん練習して乗れたはずです。
なのに、ITになると練習しない人が多い気がします。
「具体的に何練習するかわからない」という人のためにお伝えしているのは、以下のようなことです。
- タイピングソフトを使ってタイピングを早くする(私は北斗の拳のソフト、利用しました。アタタタター!と倒しまくって爽快でした)
- 生成AIに質問するのが面倒じゃないくらいタイピングを早くする
- スニペットツール、単語登録等で入力を効率化する
- GoogleやPerplexityで素早く自分が見つけたい情報を見つける
- 基本のソフト、Excelで少なくともデータベースを理解し、基本的な関数、グラフ、ピボットテーブルを作れるようになる
- 最低限のショートカットキーを覚える
- ZOOMを使えるようにする(画面共有、録画等の基本操作ができる)
- 言いたいことが伝わる、見やすいスライドをPowerpointで素早く作れる
先日、「ZOOMを初めて使う」という方がいて、衝撃を受けました。
私はコロナ中、何度も何度も練習して失敗重ねたので、そういう方もいるんだなと(というかどうやって仕事してたんだろう)↓試行錯誤した2020年当時のブログが残ってました。当時はZOOM以外も色々使ってたのだな。
フリーランス が活用できるビデオ会議システム。ZOOM以外にも選択肢を持っておこう
IT基礎スキルって、「読み書き」など、誰もが必要とするスキルと共通しています。
読み書きができなければ仕事はできない。同様のことがITにも言えます。どんなことでもやはり基本となる「土台」は必要です。
まず、目の前にあるPCをとことん活用してみることが
一歩ではないかと考えています。
編集後記
いつの間にか、家の周りもだいぶ紅葉してきました。
緑と赤が混じって、可愛いです。
最近のあたらしいこと
KAWAIの電子ピアノ購入
6年間使った電子ピアノの買い替えをしようと思って、購入しました。
グランドピアノとタッチが近く、今から楽しみです^^ 練習するぞー。