仕事をする上で、

お互いの信頼関係は必要です。

ただ、信頼しすぎると自分が損害を被るといった、

負の側面があることも事実。

 

私が仕事をする上で

信頼をどのように捉えているか、

書いてみます。

※ある程度の信頼は必要

 

お客様を信頼している

私の仕事は税理士です。

税理士の仕事のひとつとして、

「記帳代行」という仕事があります。

これは、領収書などを預かって

こちらで会計仕訳をする仕事です。

 

色々考えがあって、私はこの記帳代行というお仕事を

していません。

なぜかというと、しっかりとした数値(帳簿)を作ることは、

事業者にとって最重要事項であり、

そこを丸投げしてしまうこと自体が双方に良くないと考えているからです。

※帳簿の大切さを歴史から解説した本

 

 

したがって、私は「数字はわからないであとよろしく」の仕事は受けませんし、

事業者の方が作った

数値と税務面のチェック、サポートを主に行なっています。

そこには、ある程度の「信頼」があり、

「この支出は私用ではないですか?」

といった細い部分まで突っ込むことはしておらず、

チェックポイントを絞っています。

(だからこそ、「入口」にこだわっていて、

紹介などでお客様をどんどん増やそうとは思っていません)

 

信頼と安心の違い

「お客様はミスする」

「お客様はわかっていない」

と、すべての仕訳業務を行う記帳代行は、

ある意味、「安心」です。

 

ただこの安心、信頼とは対極にあると考えています。

自分たちは安心できるけど、

結局のところ相手を信頼していないので

いつまでたってもこちらが見張り続けることになる。

 

これは、親が、いい年になった子どもにGPS機能がついたスマホを

ずっと持たせるのとちょっと似てます。

親にとっては安心かもしれないけど、子どもはいつまでたっても

「信頼されていない」

と思うことになります。

 

もちろん、相手に任せて

何か起きたときは信頼した側に多くの被害があるのは当然です。

ただ私は長い目で見てこういった被害を上回る効果が

信頼にはあると考えています。

 

伝達から生成モードへ

もうひとつのキーワードが、

コミュニケーションにおける「伝達」「生成」です。

伝達というのは、その名の通り何かを伝えて終わり。

一方通行的な意味合いが強いです。

 

それに対して、生成は、双方向性です。

お互いが歩み寄って、解決策を見つける、もしくはあらたな発想が浮かぶ

イメージです。

 

私はこの生成モード(双方向性)が「信頼」という言葉と結びつくと

考えています。

 

ですので、顧客を「指導」するという言葉(私の業界ではよく使われます)

は違うなと思っているので使いません。

専門家として支える、と言ったほうがしっくりきます。

 

支えるためには、単にしなければいけないことを伝える伝達だけでは不十分で、

双方向性のある生成モードでコミュニケーションを進めることが

必要と考えています。これを繰り返すことで

一方的な安心ではなく双方向の信頼が蓄積されていきます。

 

まとめ

仕事をする上で、どこまで相手を信頼するか。

という問題を、

信頼と安心の違い、伝達から生成モードへ、

の観点から書いてみました。

 

編集後記

昨日は、出版社から依頼のあった動画を自宅で撮影。

動画作成も、この数年でだいぶ慣れてきました。

 

最近のあたらしいこと

コージーコーナーの5号ホールケーキ

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