8月といえば税理士試験。私の中ではいまだに染み付いた記憶です。

毎年のように家で山下公園で行われている花火の音を聞きながら、

「あと数日で、税理士試験だ・・」

と自分を鼓舞していたのを思い出します。

税理士試験などの国家試験は年に一度。

合否について、

「運が良かった」「運が悪かった」

という考えもあるでしょう。

ただ私は圧倒的な努力ができたかどうかが

結果的に「運を引き寄せ、合格できた」

に結びつくと思っています。

※毎年この季節になると思い出す税理士試験※

圧倒的な努力ができた最初の2年間

私が初めて税理士試験を受けたのは2007年です。

子供が4歳、企業の経理で働いていたので勉強時間があまり取れず、毎年1科目と決めていました。

その結果2007年に簿記論、2008年に財務諸表論と続けて合格することができました。

最初の2年間は、

今思い出してもストイックだったと思います。

子育てで一度中断したキャリアを取り戻したかったし、

自立した女性になりたいと必死に勉強しました。

(会計科目が好きだったということもありますが・・)

でも、実際の本試験では

試験会場間違えそうになるわ、緊張しすぎてお腹いたくなるわで

コンディションは最悪。

「これダメだったな」

というのが直後の感想でした・・が、結果的にはどちらも合格。

「運がよかった」とそのときは思いました。

でも今考えると

「運がよかった」のではなく、

「圧倒的な努力が運を引き寄せた」

のだと、確信しています。

圧倒的な努力ができなかったその後

会計科目2科目合格した後消費税にも合格し、少し調子に乗りました。

「あと2科目だし!」

と少し気が緩んだのだと思います。

その後何科目か受けましたが受かりませんでした。

今でも思い出す苦い思い出

「とにかくなんでもいいから早く受かりたい」

とボリュームの少ない固定資産税を受けたときのこと。

その年は震災関連の特例制度が出題されました。

事前に専門学校の講師の方から、

「こんなニッチな制度は出題されない」

ということを聞いておりその言葉に従い私は全く勉強せず・・撃沈しました。

その他の論点はほぼ完璧にできたのに。

(固定資産税等のボリュームの少ない税法はひとつの論点を全く回答できないと致命的になります)

 

そのとき私は

「なんて運が悪いんだろう・・」

と思いました。

でもこれも間違いなんですよね。

圧倒的な努力ができる人であれば

そんな「賭け」なんてしないはずです。少なくとも基本くらいは押さえるはず。

私はどこかで試験をなめていたんでしょう。

圧倒的な努力ができない人には、運は引き寄せられないのだと、今は思います。

圧倒的な努力をしてきた人は、自信を持って

綺麗事だとか、結果論だとか思われるかもしれませんが

「圧倒的な努力をしてきた人は、運が引き寄せられる」

というのが私の結論です。

もちろん、結果につながらない可能性もあるけれど、

圧倒的な努力をしてきたことは試験だけでなく人生そのものに影響を与えます。

私は税理士資格を取れたことを自分ですごいとは思っていませんが、

一定期間、圧倒的努力ができたのは今でも誇りです。

受かっていなくても、そう思っていたかなと。

独立した今も、対象は試験から仕事に変わりましたが、

圧倒的努力をしなければ結果は得られないと思っています。

これまで圧倒的な努力をしてきた人は、是非自信を持って、試験に望んでください。

 

まとめ

「運が良かった」「運が悪かった」と思っていた税理士試験受験時代の

ことを思い出し、書きました。

 

編集後記

昨日は、川崎付近をウロウロと。

 

最近のあたらしいこと

セミナー開催要望を2件いただく(1件は遠方)

是非開催させていただきます!

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