最近ビジネス書を読んでいて、気づくことがあります。

それは、

著者がビジネスの「現場」にいるか、いないか

ということです。

先日も何冊か今後の仕事に関わる本を買ったのですが、

読んでいて

「書いている人、多分現場にはいないのだろうなあ」

ということが分かってしまいました。

特に広く発信したり、誰かに教えたりする場合には

「現場にいつづける」

ことは必須だと思っています。

その理由を書きます。

※手を動かしているからこそ伝えられることがある※

言葉に重みがでないから

まず、単純に発信する言葉に重みがでないからです。

例えば、今流行りのAI、RPAと業務を絡めた本はたまにみかけますが、

なんだか言葉だけが先走りしているかのような印象を受けます。

感覚的に言うと、「ふわっ」としたイメージでしょうか。

読み終わった後、次のアクションが全く思いつきません。

なかなか説明が難しいのですが、

たくさん本を読んでいるとそういった本に気づくことがあります。

恐らくその原因の1つは著者が現場にいない(実際に手を動かしていない)からです。

感覚がずれるから

現場にいないことに慣れると、

感覚がズレていってしまうのも、

私が現場にこだわりたい理由です。

例えば、よく

「初年度から年商◯千万円を達成できるセミナー」

といったものがありますが、

その講師をやっている人は既に現場から離れている人が多い気がします。

(内容は否定しませんが、初年度からっていうのは現実とズレている気が)

実際に日々お客様と接し、

試行錯誤を繰り返しているのは下で働く人達だったりします。

経営者は「仕組み」を作ることが仕事だ!

と言われればそれまでですが、

少なくとも現場で何が起きているか(ドラマにありましたね)は経営者は知っていないと

感覚がどんどんズレていくと考えています。

経験したことでないと伝わらないから

私は当ブログでも、書籍でも自分が経験したことをなるべく書くようにしています。

そうしないと、人に伝わらないと思うからです。

「◯◯さんがこう言ってました」

「◯◯にはこう書かれていました」

では人に伝えることはできません。

現場にい続けたい

以上の理由から、私はなるべく現場にい続けて、

発信をしていきたいと思っています。

もちろん今よりも体力は落ち、目もしょぼしょぼしてきたら

仕事量は落とすかもしれません。

(今もだいぶ落としていますが。。)

それでも日々お客様と接し、

脳に嫌な汗をかき、

新しいことに挑戦し、

あーでもないこーでもないと考える。

こういったことをしなければ

伝えられないことがあると思っています。

まとめ

現場にいつづけることが大事だと思う理由を書きました。

これは「誰から教わりたいか」ということを考えるとわかりやすいと思います。

実際の現場の最先端にいる人から教わりたいと思うのが通常ではないでしょうか。

これからも、

発信できること・教えられることを絶やさないよう、

なるべく現場にこだわりたいと考えています。

編集後記

三連休は基本家でゆっくり。

雨が一番ひどかった2日目にお墓参りへ行きました。

思っていたとおり人も少なく、ゆっくりできました。

事務所より

※8月2日、8月10日開催のセミナーは

どちらも定員となりました。

お申込みいただいた方、

お申込みを検討いただいた方、

ありがとうございます!

最近のあたらしいこと

書籍『パワーポイント スライドデザインのセオリー』

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