個人の方が使いやすいクラウド会計が人気です。

特にマネーフォワードクラウドは従来の会計ソフトとも

共通する部分が多く、人気です。

ただし、マネーフォワードクラウドで作った確定申告書を電子申告する場合には注意が必要です。

マネーフォワードクラウドからは直接電子申告はできません

あまり知られていないことのような気がしますが、

マネーフォワードクラウドからは直接電子申告はできません。

(クラウド会計ソフトのfreeeの場合には可能)

ではどうするかというと、

e-Taxソフト(国税庁のダウンロード版ソフト)に申告書・決算書のデータ(xtxファイル)をインポートして、電子申告

という方法が案内されています。

e-Taxソフトを経由するためひと手間かかります。

e-Taxソフトはオススメできない

ところがこのe-Taxソフト、2020年時点では

使いやすいものではなく、オススメできません。

  • Windowsでしか利用できない(Mac不可)
  • 入力箇所が多く、初心者には分かりづらい
  • 医療費の明細が取り込めない
  • 画面がちょっとやばい

画面がちょっとやばいというのはこのような画面↓だからです。DOS時代?

事業所得以外にも

雑所得や株の収入その他の収入、所得控除等がある方の場合は特に

これを使って申告書を提出するのはきついかなと・・

確定申告書作成コーナーがおすすめ

というわけで、e-Taxソフトではなく、

同じく国税庁運営の確定申告書作成コーナーというネット上で動く

ソフトでの電子申告をオススメします。

確定申告書作成コーナーはMFクラウドからダウンロードするxtxファイルを取り込めないので、転記作業が必要となります。

それでも下記の理由によりこちらで電子申告したほうが効率的と考えています。

  • 画面が初心者でも分かりやすい
  • 入力の仕方などが適宜示されて親切
  • 必要な別表、添付書類もすべて案内してくれる
  • 医療費控除の明細の取込可能
  • ブラウザは指定されるが、OSを問われないためMacでも可能

例えば生命保険料控除の入力は、

実際の保険料控除証明書のサンプルが表示されるなど、

親切な作りとなっています。

マネーフォワードクラウドは会計数値を固めるまで、と割り切って

確定申告書作成はこの確定申告書作成コーナーで作成したほうが効率的です。

 

なお、青色申告決算書はマネーフォワードクラウド⇒e-Taxソフトを経由して

確定申告書作成コーナーにインポートし、電子申告することができます。

転記作業がなくて便利です。Windowsが搭載されているPCをお持ちの方は是非。

(少しマニアックな方法ですが)

動画にもしましたので、

よかったらご覧ください。

 

まとめ

マネーフォワードクラウドからは直接電子申告できないこと、

確定申告書作成コーナーとの併用がおすすめということ

を説明しました。

直前になって慌てないために、

少しずつ準備を進めると良いと思います。

 

編集後記

いきなり寒くなってきたからか、久しぶりに頭痛がありました

(カフェインをやめてからしばらくなかったのですが、、)

少しずつ体を冬仕様に慣らさないといけないですね。

 

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