プロセスを楽しむフラット登山。他のことにも応用できるかも
- 2025.05.19
- 健康

頂上を必ずしも目指さない「フラット登山」
先日、三浦半島にある「三浦富士」「武山」という小さな山に登山しに行ってきました。

noteに様子を書いてます。最後に動画も。
私は今北鎌倉に住んでいて、近隣のハイキングコースは何度か行ったことがあるのですが登山は初めて。
きっかけとなったのが、ジャーナリストの佐々木俊尚さんが書いた「フラット登山」という本です。

この本は、「必ずしも山頂目指さなくてもいいよね」というコンセプトで、森林や湿地などを自然を楽しみながら歩き、山飯を食べ、サウナへ行く…といった、「新しい体験」を提案してくれる本です。
体力なく根性がない私にとって登山なんて無縁だと思っていたのですが
「こういうのでもいいんだ!」と楽しみ方を教えてもらってとても満足です。
プロセスそのものを楽しむ
実際三浦富士と武山に登ってきて、(かなり低山なので初心者向け)
「これまで登山に全然縁のなかった私でも楽しめるんだ」
と嬉しくなりました。

途中、確かに階段とか急な山道とか慣れてない人間にとってはきつかったけど、
普段のハイキングコースとさほど変わらない感覚で歩けました。
いつも思うけど、山歩きって人も少ないし自然と一体化して「自分の輪郭がなくなる」感覚がして気持ちいい。

今回、一番感じたのはいかに自分が印象だとか言葉に惑わされていたか、ということです。
登山って、学生のときから好きで登ってるマッチョな人とか、
退職後、体力とお金と時間に余裕ある人じゃないとダメとか、
◯◯名山に行ってないとバカにされるとか、
苦しいの嫌いな自分には無理、とか、
そういうヒエラルキーとかハードルを勝手に感じてたんですよね。
でも、実際はその人の状況にあった楽しみはいくらでも存在しているはずで、
「◯◯しないと」と思う必要はないんだなと。
ただ屋外でご飯炊いてウィンナー焼いて食べるだけでもすごく楽しいですし。


若いときから登山に慣れ親しんだ人に「これでもいいんだよ」と言ってもらえると、安心できます。
他にも勝手にハードル上がってることあるのでは
登山に限らず、印象だけで勝手にハードル上がってることってあるんじゃないかな、と思っています。
例えば、ひとり旅。
私はこれまで海外含め何度もひとり旅に行っていますが、したことない人から見たらハードルが高いようです。
でも、ひとり旅って思ってるほどハードル高くないです。結構なんとでもなる。


*初めて行ったひとり海外旅はシンガポール
海外にしても、比較的治安が良くて近いところを選んだり、ホテルは一定の水準以上を選ぶなど、徐々に慣らしていけばいいんじゃないかなと思うんです。
他にも、AI、プログラミング、英語、料理、クラシック音楽鑑賞、楽器演奏…などなど勝手にハードル上げられていそうなもの、いっぱいありそうです。
これらすべてが、
「いいんじゃないこれで」
と言えるようになれれば、
みんなが楽しくなれると思っています。
私も何か「フラット◯◯」を提案できたらいいな。
編集後記
週末は、雨だったのでチクチクと裁縫を。
まだ途中ですが、背中がめちゃくちゃ開いてるチュニックということに気づき、これはなかなか着たことない服だなと…(途中で気づく)

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