暗号資産、ブロックチェーン、NFTをはじめとした

「web3」は近年政府でも研究会ができたこともあり、

注目を浴びています。

 

しかし、新しいものは常にリスクが伴うもの。

規制がゆるいために様々な詐欺被害が発生しているようです。

 

そこで、2017年から暗号資産を購入し、

Defi、NFT、ブロックチェーンゲームなど

してきたわたしがしているweb3時代の財産の守り方

書きます。

※自分の財産をWeb上に晒していることを忘れずに

 

疑う

まず、すべての人を疑うことです。

・・と書くと、淋しい人に思われるかもしれませんが、

暗号資産やNFTを持っていると本当に変な?ひとからDMが来たりします。

それらにすぐに反応するのではなく、

一度冷静になってみることが大事です。大体、詐欺サイトへの誘導です。

 

最近多いのが、Twitterのリプに追加されることです。

 

わたしはインフルエンサーのイケハヤさんが

宣伝していた「CNP」(Crypto Ninja Partners)のNFTを

販売時から保有している(値段はかなり上がっています)のですが、

最近突然リプが飛んでくるようになりました。

お得情報ですよー!、みたいな。

 

これらをTweetしている人を見ると、

フォロワーも少ないし、明らかに偽アカウントです。

実際、偽サイトに誘導されて

ウォレットを接続、そのまま承認をして

NFTを盗まれてしまった人がたくさんいるようです。

 

まず、怪しいアカウントからリプやDMが飛んできたときは

ひとまず無視して冷静に考えることが大事です。ほぼ詐欺と考えて良いでしょう。

わたしは変なアカウントからDMやリプが飛んできたら、

速攻ミュートしています。

 

人を信じるのは基本良いことですが、

未熟な市場であるweb3の世界で生き延びるためには

まず「すべての人を疑う」くらいでちょうど良いでしょう。

 

ウォレットは必要なときしか触らない

ウォレットを、無闇に触らないことが大事です。

 

実際、上記のTwitterリプ詐欺は、

「ウォレットを接続する」

「ウォレットを承認する」

というとっても重要な操作を

安易にしてしまっている人が大勢いる、ということなんです。

 

大事な暗号資産やNFTが入っているウォレットは

本当に必要なときだけ触るようにして、

普段は触らないようにしましょう。

 

対策として、

  • ウォレットを複数(普段の取引用、NFT・暗号資産保管用など)に分ける
  • ハードウォレットを利用する

が有効です。

私は2017年から

ビットコイン、イーサリアムなどの暗号資産はすべて

ネットから隔離されているハードウォレットに保管していて、

触るのは、1年に1度くらいです(基本、売りません。税金計算が面倒なので)。

使用感レビュー:仮想通貨を物理的に保管するハードウェアウォレット「Ledger Nano S」

 

ハードウォレットはネットに接続していないので、

秘密鍵をきちんと保管し、

web3に詳しい強盗が家に入ってハードウォレットを見つけない限り

盗まれる可能性はありません。

 

Metamaskなどのウェブウォレットは、常に危険に晒されているという

意識が必要です。

 

web3黎明期は知識武装が必要

と、偉そうに書いてきましたが

これまでわたしも何度もひやっとしたり、損したことがあります。

  • Defi(Compound)に送金しても全然残高に反映されない
  • NFTをミントしてもエラーが多発
  • 焦って何度も取引した結果GAS代が数万円かかった

とか。

この分野は新しく、規制もないため誰も守ってくれません。

したがって、ある程度知識武装できる人が向いていると思います。

上記のような許容できる失敗であるならまだしも、

立ち直れないような失敗は避けたいですね。

 

自分の身は、自分で身を守りましょう!

 

まとめ

最近NFTを盗まれる事件が多く発生している、ということで

わたしが考えるweb3時代の財産の守り方を書いてみました。

せっかくの新しい技術を楽しむインセンティブを詐欺で削がれるのは非常にもったいないです。

知識武装も同時にしていきましょう。

 

編集後記

ハンドメイドが好きなのですが、

ボタンをちょこっと変えるとか、リメイクも好きです。

プラボタンが気になって、木のボタンに変えたり。まあ、気分なんですけどね。

 

最近のあたらしいこと

ジビエ鹿肉バーガー(トリュフ薫る秋きのこコンフィ)

名前に惹かれて。途中でもたれました汗。

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