電話をためらう人が増えた

「電話をかけるのは、すごく緊張する」

「突然電話されるのは、困惑する」

などなど、何かと人気のない電話です。

 

私自身も、仕事上で電話を使うことはほぼありません。

たまに、税務署からかかってくる電話くらい。

(メールかZOOMにしてほしい)

 

コロナ禍になり、「ZOOMで」という選択肢もできたことによって

電話は絶滅危惧種になりつつある雰囲気すらあります。

※電話はなくなる?

 

電話が向いているときもある

とはいえ最近「電話が向いてるときもあるな」と思うことがありました。

きっかけは、こちらの本を読んでから。

アーティスト・作家である坂口恭平さんが

密室でない公開診療所のようなところで

いろんな悩みを抱えた人の相談に乗る内容です。

不思議と、死にたいと思っていた人が元気になっていくという。

 

坂口さんは

命の電話ならぬ「いのっちの電話」という

「誰でもいつでも電話をかけて良い」

サービスをしています。

(本当に電話番号が本に書かれていてびっくりしました)

 

これまでは

電話をすごく毛嫌いしてたけど、

心が弱ってる時、

誰かに話を聞いてもらいたい時、

ZOOMとかチャットじゃなくて電話のほうがいいかもしれない。と思いました。

 

というのも電話だったら

色々な情報が入ってきてしまうネットにつながらなくても良いし、

パソコンの前でかしこまって顔出ししようかとか迷わなくても良いし。

 

テキストチャットは心が正常なときは

きちんと書けるけど、

ちょっと弱ってるとかえって「記録が残る」機能が

気になってうまく本音を書けなかったり。

 

よりセンシティブな話こそ、

電話の方が向いている気がしました。

(録音されない限り記録は残らないし)

 

嫌いなのは電話そのものじゃなかった

私自身、電話が必ずしも嫌だったわけじゃないことに気づきました。

ただし、条件付きで。

  • 心の準備ができている
  • ある程度信頼できる人と
  • 聞く・聞いてもらえることがはっきりしている
  • 敢えて無駄話がしたい

かなと。

 

ここではっきりわかりました。

私は電話そのものが嫌いというわけではなく

「心の準備ができていない状態でいきなり心を乱される」

ことが嫌なんだと。

 

信頼できる人とは

たくさん話したい。

ただし、心の準備ができた状態で。

そんな方も多いと思います。

 

ビジネスは効率性重視なので、

電話が向いてないのはいわずもがな

かなと思います。

 

(※とはいえアメリカでは履歴書をメールで送るより

電話で直談判する強者も最近いるようです。文化の違いかな)

 

メール、ZOOMで済むことであればそちらのほうが

お互いの時間を奪わなくて済みます。

 

もちろん適度にお会いしてお話するのも私は好きです。

 

まとめ

ビジネスに電話はほとんど使わないけど、

電話の良さもあるよね、と思ったところを

書いてみました。

 

編集後記

ここ最近は、夕食を一汁一菜から一汁二菜に変えてみたり。

おかずがふたつあるだけで豪華な気がしちゃいます笑。

 

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