2021年8月11日付けの読売新聞にて、フリーランスへの業務発注について契約書の作成義務付け事業者拡大という記事が紹介されていました。

次期は未定ですが、このような方向性は

フリーランスにとって、朗報と考えています。

資本金1,000万円以下の事業者は契約書作成義務がなかった

下請法では、資本金1,000万円超の事業者がフリーランスに業務を発注する場合には

  • 報酬の額
  • 支払期日

などを記載した書面の交付が義務付けられています。

一方で、資本金1,000万円以下の事業者については書面の交付義務はありませんでした。

結果として、フリーランスの約4割が報酬の未払いや納品日の一方的な変更などのトラブルを経験しているようです。

私自身もフリーランスですが、

お客様や知人からそのようなトラブルが発生した話は何度か聞いていました。

契約書は、後ろ盾のないフリーランスを守る重要な書類

私自身もフリーランスですが、

契約時には必ず契約書の作成をお願いしています。

会社であれば従業員のとった行動は会社の責任になりますが、

フリーランスにはそのような後ろ盾は一切ありません。

だからこそ、口約束ではなく最初に書面ではっきりとさせておく必要があると考えています。

「お付き合いが今までもあるし・・」

「せっかく仕事をいただけたのだし・・」

「なんとなく言いづらいし・・」

というためらいもあるかもしれませんが、

それはそれ、これはこれ、という感じで

契約と感情は切り離したほうが良いと考えています。

現時点でも「契約書もなく仕事をしている」フリーランスの方がいたら、

自分を守るためにもしっかりと作成しておくことをお勧めします。

まとめ

フリーランスへ業務発注するには契約書が必須の方向へ、というニュースの紹介と、

フリーランスにおける契約書の意味をあらためて考えてみました。

これと同時に、「フリーランスにとって契約書を簡単に作成できるサービス」

がセットになることを、期待しています。

編集後記

週末は、涼しく過ごしやすかったので、趣味の裁縫を。

浴衣を作っているのですが、だいぶ出来上がりました。

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