フリーランスにとって固定の事務所、レンタルオフィスは必須か
2/142018
カテゴリー:テレワーク
フリーランスにとって働く場所は大切です。
自宅兼でいくか、外に事務所を持つか。
一般的には収入の低いうちは自宅兼で、ある程度安定してきたら外に事務所を・・と考える人が多いでしょう。
ただ私の場合は今後も基本的に自宅兼のスタンスは変えないと思っています。
「独立したら事務所を持つ」ことは必須とは思っていません。
固定費はやっぱりイタイ
事業を継続していく上で、固定費はやはり抑えておきたいものです。
固定費が多いと、どうしても上げなくてはいけない売上も大きくなるからです。
レンタルオフィスではなく事務所を借りようとすれば、月に10万円近く出ていってしまいます。
10万円売上を上げるのはひとりで活動している身としては結構大変です。
時間とお金をコントロールするためにも、上げるべき売上はなるべくミニマムに押さえ、その分仕事の質を上げていきたい。
そのためにも固定費のうちの大きな割合を占める事務所代はなるべく浮かせたいと思っています。
大きな固定費がなければ、一時的な売上減少にも耐えられます。
レンタルオフィスも見に行ったことはあるが・・
私は何度かレンタルオフィスを見に行ったことがあります。
売上もほとんど上がってなかった頃なのでもちろん格安なレンタルオフィスに。
見たところは、どこも反省部屋のような狭さで、音も筒抜けでした。
しかもコピー代、電話代、インターネット代などオプション料金を取られるとどんどん固定費は増えていく仕組みでした。
「うーん、ここにわざわざ月数万払う価値はあるのか。。」
と思うところばかりだったので結局契約せず。
コワーキングスペースもたまにでいい
フリーランスが集まる場所として、オープンな仕事スペースである「コワーキングスペース」があります。
こちらも数か所行きましたが、「うーん、オシャレ。でもたまにでいいかな」という感じでした。。
税理士という職業柄、オープンなスペースでは個人情報を扱うような仕事はできません。
ITやデザイン関連の人であれば周りの人との交流も含め仕事が捗るのかもしれません。
ただ性格上の問題なのか、「皆が仕事してる」ところで自分も敢えて仕事する必要があるのか・・という変な抵抗が(^_^;)。
隣の人の動作や物音もやはり気になります。
であれば、ガヤガヤしている喫茶店などのほうがブログ執筆などが捗るので私には合っていました。
ちょっとした打ち合わせもできます。
時間貸の会議室は結構お勧め!
というわけでたどり着いたのが、
基本自宅兼 + 必要に応じて時間貸の会議室利用
です。
お客様との打ち合わせや対面相談などは、必要に応じて時間貸しの会議室を利用しています。
私が普段利用している貸会議室は大体1時間1,000円、早朝の場合は500円程度です。
執務スペースというよりはセミナーなどにも利用できる仕様なので割とゆったりしています。
雑居ビルの一室を使った、完全個室もあります。
直前にネットから、クレジットカード決済で申し込めて、延長もその場でできるのも魅力的です。
最近は早朝に数時間、一人だけの執務スペースとして利用することが多くなりました。
自宅でしても良いのですが、どうしても甘えて怠けてしまうこともあるので・・。
主に書籍執筆など、集中したいときに利用しています。
多くても1か月3万円くらいの出費で、しかも使わないときはもちろんかからないので今の私にはこれで十分かな、と思っています。
フリーランスは売上が安定しないことが多いので、固定費をどれだけ変動費化できるかが継続していく鍵だと思っています。
まとめ
独立したら事務所は必須かというと、私は必須ではないと思っています。
その人の性格や置かれている環境にもよりますが、売上が不安定なうちは基本自宅兼+貸会議室、たまに喫茶店、コワーキングスペースの利用方法がお勧めです。
編集後記
昨日は、朝会議室で執筆仕事を。
その後、自宅に戻りお客様の確定申告業務。
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