先日、知人に勧められて

約60年前にスイスで製造されたレンズ(Kern Macro Switar 50mm f1.8)

を購入してみました。

60年前に製造されたレンズなんて

使えるの??

と色々調べてやってみたので

その経過を記しておきます。

 

やったこと①手持ちのカメラに取り付けられるか調べる

カメラには、メーカーごとに取り付けられるレンズが決まっていて、

その型は「マウント」と呼ばれています。

わたしがいまメインで使っているCanonのミラーレスカメラ(EOS RP)は、

「RF」マウントというものが標準です。

キヤノン:一眼レフカメラ/ミラーレスカメラ|EOS

ひと昔前のマウントだと、「(New)FD」というものもあります。

通常は標準マウントしか使えないのですが、

後で説明するマウント変換できる「アダプター」を使えば、他のマウント(一つ前のマウントなど)

も使うことができます。

 

今回購入したオールドレンズはこの「FD」にマウントが改造されて

売られているものがある、という情報を入手しましたので、

「FD改造オールドレンズと、

今持っているカメラのマウント(RF)をFDマウントに変換するアダプターを買えば撮影できる!」

ということでこの2つを探すことにしました。

やったこと②オールドレンズが売ってるところを探して買う

「よし、オールドレンズ買おう!」

と決めてふと困ったのが「どこに売ってるの?」問題です。

これだけ古いレンズだと、Amazonや楽天などいわゆる普通の通販では

まず売ってません。

 

そこで中古レンズが豊富な「マップカメラ」を調べてみました。

しかし、ここでも撃沈・・。

 

ネットで調べたところ、

  • 個人でやっている中古レンズやさんのサイト
  • ヤフオク、メルカリなどの中古市場

くらいしか出てきませんでした。

今回は、こちらでちょうどお目当てのレンズ(FD改造)

があったので、お取り寄せさせていただきました。

(ちょうど1つ在庫として売られていて運がよかったです。いまは商談中とのこと)

ケルン KERN-MACRO-SWITAR AR 50mm F1.8 (Canon FDマウント改造) : オールドレンズのフォトベルゼ

レンズとケースなどがセットで18万円程度でした。

 

このようにオールドレンズを購入するときは

個人のお店やヤフオク、メルカリなどの中古市場を粘り強く探すことになります。

 

やったこと③アダプターを買って取り付ける

①で説明したとおり、

カメラには標準のマウントが決まっていますのでそれ以外のマウントのレンズを

使うときは変換する「アダプター」が必要となります。

 

今回必要だったのは、現在の標準であるRFマウントから一昔前のFDマウント

に変換するアダプターです。

これは、Amazonで簡単に見つけられました。値段も数千円程度とお手軽です。

こちらをまずカメラに取り付けて、

その上にオールドレンズを装着して、

いざ撮影準備完了!

(初心者なので装着するだけで10分くらいかかった)

 

ずっしりきます。

60年くらい前のレンズと思えないくらい、

ニュアンスがあって、ちょっと懐かしい写真が撮れます。

レンズの付け根がプラスチックではなくアルミ?鉄?になっていて、

昔のレンズの質の良さを感じられるのも良いです。

 

快適カメラ生活、しばらく続きそうです。

オールドレンズを試してみたい、

という方の参考になれば幸いです。

 

まとめ

60年前に製造されたオールドレンズ(Kern Macro Switar 50mm f1.8)で写真を撮るためにしたこと

をまとめてみました。

ほんと、わからないことだらけで苦労しますが

これも楽しみなんですよね。

 

編集後記

週末は、溜まった仕事を片付けたり、

読書をしてゆっくり。

 

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