想像できない金額、分からない用語・計算が出てきたら要注意

想像できない金額、分からない用語・計算が出てきたら要注意

先日美容院に行って美容師さんとお話をしていたときのことです。

「家(一戸建て)を購入しようとして今審査中なんですけど、なんか不安になってできれば落ちればいいなと思っていて・・

とおっしゃっていました。

どういうことかと聞いてみると、

「月額給与の額面の35%まではローン返済に回せる」

ことを前提に、支払いスケジュールがたてられて、そのときは「まあ35%だったら大丈夫かな、プロの方が言うことだし・・」と思っていたところ

帰って冷静になってみると「ちょっとまずいのでは。。」と思い始めたようで。

私も話を聞いているうちにこれは結構厳しいのでは、と思いました。

自分の想像できない金額こそ、トータルで見て冷静に考える

人は、自分の想像できない金額になると判断が鈍ります。

家の購入はまさしくそうで、生涯で一番高い買い物になるので(しかも一度きりの場合が多い)、判断が難しいです。

そんなときこそ、「毎月の支払」だけでなく、「トータルの支払」「家族構成の変化」「収入の変化」などを予測し、

冷静に判断することが必要だと思います。

(しかもその不動産業者は「人気物件なので明日までに決めないと保証できません」などとのたまったようで・・「家電のセール」じゃないっつーのに・・)

額面と手取りは大違い

ローンの返済額は給与額面の35%、とその業者は言ったようですが額面はあくまで「稼いだ額」で、「実際にもらう金額」ではないので気をつけなければなりません。

ローンが給与のどれくらいの割合を占めるかは、「手取り」で計算することが基本です。

例えば月額給与が額面30万の給与だとすると、社会保険料だけで約4万3千円、源泉所得税・住民税で約1万5千円です。

これらの控除額を除いたら24万円前後。30万円の35%は10万5千円なので

10万5千円/24万円=約43%です。。。

つまり手取りに直したら約43%がローンで消えてしまうことになります。

給与の手取りの半分近くがローンに・・相当厳しいはずです。

こういったからくりもサラリーマンの人こそ理解しておいた方が良いです。

割合ではなく絶対値で考える

「給与額面の35%」と言われると

「まあ給与の3分の1か、大丈夫だろう」

と思うかもしれませんが、実際の絶対値を概算でもいいから計算してみることをお勧めします。

例えば月額給与30万円の人だったら、35%なのでざっくり3分の1にしてみる。

30万円/3 = 10万円。残りの20万円で生活できるか?このくらいでひとまずは大丈夫です。

「あれ、20万?きつくないかな」と思うことが一歩です。

大事なのはその場で感じた違和感を持ち帰ってきちんと自分で計算してみることです。

手取りに直すとどうか、他のローンを考慮したらどうなるか、ひとりの年収で大丈夫か・・

「額面」「割合計算」などその場で自分で理解できない用語・計算が出てきたら一旦持ち帰って自分で納得するまで計算してみましょう。

まとめ

自分の想像できない金額、理解できない用語、計算が説明に出てきたら慎重になりましょう。

家の購入は、魅力あるモノが目の前にあるので気持ちも高ぶりますがそこは冷静にならないと取り返しのつかないことになります。

(その方も冷静になって、考えてみるということでした。)

銀行や、不動産業者が人生の責任を取ってくれる訳ではないので気をつけましょう。

編集後記

昨日は、セミナー資料の準備など。

Today’sNew

とある雑誌の定期購読を解約しようとしたら年間契約ということに気づいた(こういう契約は避けようと思いました)


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