役所への手続は、環境のため・手間削減のためなるべく電子を利用しています。

以前紹介した「GビズID」は、社会保険や補助金等の手続きを、

電子証明書なしで行えるものです。

電子証明書不要。2020年4月より『GビズID』によって社会保険等の手続の電子申請がしやすくなります

今回、引越しとともに会社の本店も異動したのでその手続(本店移転登記、社会保険の事業所所在地の変更届)

を電子で行おうとしたところ難しいと判明し結局郵送・窓口で手続しました。

まだまだ完全電子化の道は遠いです。

※お客様にいただいたかわいい胡蝶蘭※

GビズIDでできることは限られている

2020年7月現在、GビズIDにできることは以下のとおりです。

引用:GビズID | Home

社会保険手続、補助金以外は結構マニアックであまり使わなそうです。

何より、登記関係がないのがイタイところです。

GビズIDでできる社会保険手続も限られている

更に、GビズIDで電子申請できる社会保険手続も以下に限られています。

引用:電子申請(GビズID)|日本年金機構

今回本店を移転したので、事業所の所在地変更届を電子で提出したかったのですが、

GビズID対象外だったため郵送で提出することにしました。

(後に紹介する「申請用総合ソフト」を使ってできなくもないのですが電子証明書が必要であることと、手間がかかりすぎるため)

本店を移転することはそう多くはないかもしれませんが、

やるのであればすべての手続をGビズIDで電子化していただきたいな〜と思います。

本店移転登記の電子申請は手間がかかりすぎる。窓口で行いました

なお、本店移転登記については電子申請ができなくもないのですが

現状手間がかかりすぎるので窓口で行うことをお勧めします。

電子申請を行う場合、

会社の電子証明書を取得(有料、期間限定(最高27ヶ月)、法務局に行って手続が必要)

申請用総合ソフト(めちゃくちゃ使いづらい)にて移転登記書類を作成

移転前、移転後の書類に電子署名をして提出

添付書類を法務局へ郵送

といった流れで非常に時間がかかります。

↓こちらのサイトに詳しく書かれておりますが、読んだら「やめよう」って気持ちになると思います・・

ネットで会社の移転登記。税金6万円(3万円)と電子証明書2,500円と長い道のり。 | EX-IT

 

法人の電子証明書は以前持っていたのですが期限が切れ(期限付きなのがまた)、

電子でやるより窓口で行うほうが数倍早く(法務局が今の家に近いという誘惑にも負け)、早々に窓口で行いました。

こういった面倒なことをなくすために電子証明書不要のGビズIDができたのかなと思っていたのですが、

GビズIDで登記関連の手続ができる予定は今のところないようです。

法人設立ワンストップサービスは「設立後」の手続

なお、2019年中に「法人設立ワンストップサービス」というものができましたが、

2020年7月現在、これらは法人「設立後」の手続(税務・社会保険・雇用保険)のワンストップ化であるため、

設立登記、移転登記等はできません。

引用:サービストップ | 法人設立ワンストップサービス

2019年6月21日に国税庁より公表された下記の報告書では、

令和2年(2020年)中には設立時の手続(定款認証・設立登記)も含めたワンストップサービスを開始。

と書かれていますが、移転登記などには触れられていません。

税務行政の将来像 ~ スマート化を目指して ~|国税庁

 

以上のとおり、移転登記に関しても従来の電子申請のやり方では手間がかかりすぎるため実質的に

難しく、

今後GビズIDで対応するかは不明です。

2020年7月現在、現実として法人の移転登記の電子申請は窓口が最適という結論です(悔しいですが)。

 

まとめ

法人を移転した際の社会保険の手続、本店移転登記はGビズIDではできず、

現実として郵送・窓口となってしまうことを書きました。

この他、法人の銀行口座の住所変更も窓口で手続が必要なのがイタイです(ちなみにゆうちょ銀行)。

これから本店を移転する方の参考になれば幸いです。

 

編集後記

去年海外に移住する前にご相談いただいた方から、再度ご相談がありました。

コロナで、入国・出国が難しい状況のようです。

 

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