東京はたまに行く街くらいでいいのかもしれない
5/312023
鎌倉へ引っ越した
2023年5月の初めに、鎌倉へ引っ越しました。
(鎌倉の中心部ではなく、山や寺が多い北の方です)
周りは自然いっぱいで、とても気に入っています。
とはいうものの、これまで私は
ずっと都会に住んでいました。
私の出身地は東京・四ツ谷で、
遊ぶ場所は新宿・原宿・渋谷が中心でした。
(今思うとあの新宿駅を迷わず
歩いていたのが信じられないです)
20年近く東京に住み、子どもが生まれてからも
横浜の中心に約20年住んでいました。
都会に住むことが当たり前になっていました。
※たまには良いと思う銀座のラグジュアリーモーニング
たまに東京で遊ぶのは楽しいけど
でももう東京は
「たまに行く街」
くらいでいいかな、と思ったんですね。
先日も姉と銀座で会って
お茶して、食事して、買い物して・・
と遊んだのですが
まあ、人は多いこと。ラグジュアリーだこと。銀座価格だこと。笑
お店もたくさんあって、
刺激もたくさんあって、
楽しいことは楽しいんですけど。
便利なんだけど、
なんだか物足りない。そんな気持ちになるんですよね。
それって、「ああすればこうなる」(←養老孟司先生の言葉です)
の世界だからなんだと思います。
お金で買える満足って確かにあるんですが
予測しやすい。
そういう満足は20代や30代のときから減った気がします。
予定不調和なゆっくりした時間が楽しい
いまは、東京や横浜に暮らしていたときと比べて
だいぶ不便です。
近くに私の大好きだった珈琲チェーン店はないし、
コンビニもないし、
スーパーもファーストフードもない。
小さな個人商店ばかりです。
せかせかと個人商店には入れません。
ゆっくりな時間が普通なので。
今日も老舗の羊羹のお店に入ったら
おばあちゃんが店の歴史を話してくれてゆっくり包装してくれました。
もちろん、PayPayも電子マネーも使えない、現金のみ。
時間はかかりました。でも、なんだか楽しいしホッとする。
都会人からしたら(←既に私は都会人ではなくなっている)
非効率で仕方ないだろうけども、
こういう予定不調和的な生活がいまの自分にとっては楽しいです。
多分、都会から地方へ移住された方でわかってくださる方もいるんじゃ
ないかな〜と。
仕事上も東京近郊にいる必要がなくなった
あと、仕事上でも東京近郊にいる必要がなくなったのも大きいです。
勤務していたときは
どうしても東京まで通う必要があり、
毎日電車で疲弊していました。
独立した後は、場所を問わずにできる仕事しか受けていないので、
東京近郊にいる必要がなくなったんですね。
そうなると、便利な東京近郊にこだわる
必要がなくなって、ますます遠ざかるようになりました。
もちろん、誰かと会うなど
「たまに遊ぶ場所」
ならいいかなと思うんですが、
普段は予定不調和でゆっくりな時間の中
で仕事もプライベートも楽しみたい。
そんな心境に変わりました。
20代、30代、40代過ぎて得られた大きな変化です。
住む場所・働く場所ってとても大事です。
自分が本当にいまの場所で満足しているのか、
たまに見直してみると良いと思います。
(わたしも今後「やっぱ都会がいい!」と変わるかもしれません汗)
編集後記
昨日は、法人の申告を
ZOOMを使って一緒に行いました。
色々と大変でしたが無事終了。安心しました。
最近のあたらしいこと
北鎌倉松花堂