少なくとも1年に1度は親に会うようにしています。

自分や家族が元気であることを伝えたいし、

親がどんな状況なのかを知りたいからです。

 

そして、生々しい話ではあるのですが

お金や、万が一のことも。

 

日本人は、「お金のこと話すなんて」「万が一なんて縁起でもない」

などと話題を避けますが、

どうせ話すことになるんだったら、

早めに話した方がいいです。

親が元気なうちに。

 

今日は、親が老いてきたら話しておきたいことを

まとめてみます。

※父親が作ったピザ釜

 

所有している財産

事細かに聞く必要はありませんが、

親が持っている財産をそれとなく把握しておいたほうが良いです。

相続税が発生する・しないにかかわらず

全く検討がつかない状況で

後に残された場合、手続に非常に苦労します。

 

先日、私もそれとなく聞いてみました。

おおよその額も思い切って。

大したことない額で、安心しました(笑)。相続税、発生しなさそう。

 

退職金、結構もらってるはずなんですけどねー(父は元公務員です)。

老後にたくさん使ってくれたみたいで。結構結構。

 

財産をどうしたいか

あと聞いておきたいのは、

「残された財産をどうしたいのか」

という意向ですね。

 

特に、お金以外の不動産については聞いておいた方が良いです。

銀行口座に残っているお金と違って、

簡単に分けられないし、

簡単に処分もできないからです。

 

誰かに残したいのか、それとも売却しても良いのか。

意向は聞いておきましょう。

 

私の親は幸いなことに残す財産があまりないですが、

多くの財産を持っている親であれば

生前贈与の活用も促すことが有効です。

 

110万円の暦年贈与の非課税制度や、

相続時精算課税制度(届出をすることによって2,500万円まで贈与税をがかからずに贈与ができ、

相続時に贈与時の価額を持ち戻して、相続財産の価額と合わせて相続税額を計算できる制度。2024年1月1日から110万円

の非課税枠が追加され、使いやすくなりました)

を利用することも検討に値します。

 

多くの場合、

こういった生前贈与を活用せずに、

財産の話も有耶無耶なまま、

財産が相当残った状態で亡くなった結果相続者間で揉める、相続税が多く発生する、、

といったパターンが多いのではないでしょうか。

 

その他(お墓とか)

意外と盲点なのがお墓です。

宗派によってお墓や作法に違いがあるでしょうし。

どこに埋葬してもらいたいとか。

 

父親に聞いたところ、

市営のお墓なので宗派は気にすることはないと。

お墓の権利証?のありかも教えてもらったので

もしものときは問題なさそうです。

 

「よくそんなお墓のことなんてざっくばらんと

話せますね」と思われるかもしれません。

でも、これが数年に1度会う会わないの関係だったら

話できなかったと思うんですよ。

 

どうしてもよそよそしくなっちゃうし、

まずは会っていなかった期間何をしていたかの話になっちゃうし、

お金やお墓の話なんて到底できないと思うんですよね。

 

だからこそ、「親はいつまでも元気じゃない」と

肝に銘じて、頻繁に会っておくことが大事と考えています。

 

まとめ

親が老いてきたら話しておきたいお金その他のことについて

書いてみました。

 

上記の話含め、

自分が後悔しないためにも

元気なうちに親に会っておくのって本当に大事と考えています。

息子(親にとっては孫)もあと何回会えるかわからないですしね。

まあ小さい頃は少なからず色々ありましたが

それはそれということで。

親は親のやり方で愛情注いでくれたのは事実なので。

 

(ちなみに冒頭の写真は父親が作ったピザ釜。

ぱっとみた感じお墓(「焼却炉?」と言った人も)に見えて、

自分が入るお墓をもう作ったんかい!とツッコミ入れそうになりました)

 

編集後記

3が日は正月らしい過ごし方を。

実家でおせち・お雑煮を美味しくいただきました。

 

最近のあたらしいこと

映画 Perfect days

役所広司さんの演技と映画の世界観が素敵で、引き込まれました。

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