日帰り出張はしない。人間のスピードを取り戻す。

日帰り出張はしない。人間のスピードを取り戻す。
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どこか出張に行くとき、なるべく泊まりで行くようにしています。

忙しないとんぼ返りが苦手だからです。

*2年前も泊まりで行った姫路

日帰り、やろうと思えばできるけど…

昨日から、姫路に来ています。

今日行う講演のためでした。



姫路までは、自宅からだと大体4時間くらい。講演は午後スタートなので、朝イチで出て、到着して、講演をし終わってすぐに帰ることはできなくもないです。

ただ、そういう「ほぼ移動時間だけの日」が、私にとってはちょっと苦手なんですよね。(海外など、どうしようもないときもあるけど)


「仕事をして効率的な時間を過ごす」という方もいるかもしれませんが、

どうも電車の中では仕事ができず(すぐに酔ってしまう…)音楽聞くくらいしかできません。

そして何より、荷物持って慌ただしく乗車するのもしたくないです。そうせざるを得ないほど、仕事を増やしたくもありません。

また、どこでも仕事できるような軽装備(ペーパーレスはじめ)は意識しています。

その場所を楽しみたい

もうひとつ、日帰りしない理由は「その場所を楽しみたい」という気持ちがあるからです。

普段と違う場所に行くことは、

私にとってあらたな刺激や発見につながるので、もはや必須行動とも言えます。



最大の目的は出張だったとしても、

その場所のご当地グルメを楽しんだり、

美術館や公園をゆっくり楽しむことをしています。

慌ただしくしないのは、人間のスピードを取り戻したい欲求があるからかも

つくづく、何もかもスピードがアップした時代だと思います。

新幹線で神奈川から姫路まで日帰りできる。というか、できてしまう。

コロナが収まった後、忙しなくスーツケース押しているビジネスマンが復活した気がします。




そして、AI(今回の講演のテーマでもありました)の進化によって

「仕事が楽になるどころか、求められるスピードやレベルが上がり、疲弊するようになった」

という人の声も聞きます。



そういうのを聞くと、世の中のスピードや求められるものから逆らいたくなります。

現に、1日で済む出張を3日かけて仕事以外のことも楽しんでいるわけですし。(姫路には二泊してます)

AIの講師してますが、

AIを使いこなさないとやばい!

と言っている人が苦手です。

そういう流れに逆らいたいんですよね。私はAIで超効率化された業務を大量にこなし、最速で移動するロボットのような生き方をしたくないんだ、とか。

*人間らしさを取り戻したくて、緑が多いところへ引っ越しました


AIを触り、様々なところで講演をするようになってから、

相反する気持ちがますます大きくなりました。

私の中で「違和感のサイレン」が鳴り響いている状況です。


ちょっと大げさな話になりましたが、

ますます加速する時代に、

人間のスピードを取り戻すために

私は日帰りで済むところを何日もかけて楽しんでやろうと思っています。

(単に天邪鬼なだけかもしれません)

編集後記

先週、編集者さんから今書いている書籍のゲラの受取り。ここからが勝負です、頑張ります。

お土産に、高級バターエシレのパウンドケーキをいただきました。私が小説の「Butter」を読んで、このバターのことをnoteに書いたので、わざわざ買ってきていただき。美味しかった〜!

昨日から姫路へ。

姫路は2年ぶりで、穴子飯とアーモンドバタートーストをまた楽しみました^^姫路、美味しいものがたくさんあって楽しいです。

最近のあたらしいこと

APA ホテル 姫路駅北

たけだの穴子めし ちらし寿司

カフェイッピー

ローゲンマイヤー 山陽姫路店

姫路商工会議所