フリーランス・自営業の方にお勧め!「横浜市住民税額シミュレーション」でふるさと納税限度額が分かる
11/222018
フリーランス・自営業の方のふるさと納税限度額の情報は少ない
年末も近くなってきて、ふるさと納税を行う人も増えてきているのではないでしょうか。
ふるさと納税は、住民税を住まいの自治体以外の自治体に寄付することにより、自己負担2,000円で特産品がもらえる制度です。
(「節税」ではなく、住民税を前払いして特産品をもらい、地域おこしに貢献する制度です)
このふるさと納税は、自己負担額2,000円でできる限度額が決まっています。
限度額を超えると、超えた部分が自己負担となります。
具体的には住民税の所得割(所得を基準に計算する住民税)の2割までが限度となっています。
給与所得の方でしたら、目安が下記のページに掲載されています。
控除金額シミュレーション | ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス]
ただ、自営業者、フリーランスの方の限度額については掲載されているページがないので困っている方も多いのではないでしょうか。
ふるさと納税限度額の確認方法
そこでオススメなのが、「横浜市の個人住民税額シミュレーション」サイトです。
このサイトを利用すれば、フリーランス・自営業の方でもおおよそのふるさと納税限度額が分かります。
(※他の自治体にお住まいの方の場合、横浜市独特のみどり税、超過税率の適用があるため計算結果が多少異なること、ご了承ください。)
シミュレーションサイトを開く
横浜市のHPでは、個人の市民税・県民税の税額を試算し、申告書を作成することができます。
横浜市 よこはま市税のページ(個人住民税 税額シミュレーション(税額の試算・申告書作成))
「市民税・県民税の税額を試算したい方、申告書を作成したい方はこちら」を選び、
注意事項を読んで、「同意する」をクリックします。
フリーランス・自営業者の方は3つ目の「複数の資料をお持ちの方」ボタンを押します。
所得の情報を入力していく
入力画面が出てきますので、今わかっている時点の情報を入力していきます。
まずは、申告される方の生年月日から。
次に、所得金額を入力していきます。
フリーランス・自営業の方は「事業」の詳細入力を選びます。
今年度の予想の収入金額(売上)と、必要経費を入力します。
必要経費は、青色申告控除の65万円又は10万円を加算した金額を入力します。
(例えば経費が200万円で65万円の青色申告控除の場合だったら265万円にする)
もし他にも所得がある場合には入力をします。
所得から差し引かれる金額(所得控除)を入力する
所得から差し引かれる金額を、前年度の申告書などをもとに、該当する項目を入力します。
(基礎控除33万円は自動的に入っています)
例えば、生命保険料控除等は支払額を入力すれば控除額が自動計算されます。
税額控除、分離課税を入力する
その他、住宅ローン控除や配当控除等の税額控除、分離課税の所得(株式など)がある場合はそれらの情報を入力します。
寄付金予定額を入力する
最後に、寄付金に関する事項のなかの、「都道府県・市町村または特別区に対する寄付金支払額(ふるさと納税」に希望する寄付額(ひとまず大体の金額でOK)を入力します。
税額計算
入力がすべて完了したら、一番下の「税額計算」ボタンを押します。
税額試算結果表示
税額の試算が内訳とともに表示されます。
下にスクロールしていくと、「寄付金税額控除」という項目があります。
その項目の一番下に、「自己負担額2,000円を除いた全額が控除されるふるさと納税額の目安」という項目があります。
この金額が、ふるさと納税限度額の目安です。
フリーランス・自営業の方がおおよそのふるさと納税限度額を知りたいのであれば、
多少入力の手間がかかりますが、
この横浜市の個人住民税シミュレーションサイトがオススメです。
まとめ
横浜市の個人住民税のシミュレーションは普段利用していましたが、ふるさと納税限度額の情報も表示されていることを最近気づき、記事にしてみました。
一応Excelでも作ってはいたのですが、、確認用にも良いです。
フリーランス、自営業者の方は是非利用してみてください。
編集後記
昨日はメール相談対応、出版社の方との打ち合わせなど。
同業者向けの書籍の依頼があり、まずは目次案作成から始めています。
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