「ちょっとお話お聞かせください」にフリーランスは対応するべきか−目に見えないものを売っている者の宿命
8/82019
カテゴリー:ソロビジネスハック
事務所のホームページにお問合せフォームを置いていますが、
主な目的は掲げているメニューに不明な点がある場合の問い合わせ用です。
今まで、営業も含め様々な問い合わせがありました。
営業は「お控えください」と書いてるので断り、
自分が掲げているメニューに対して不明な点がある場合は
もちろん対応しているのですが、
意外とよくあるのが
「ちょっとお話お聞かせください」
「ちょっとご協力いただけませんか」
といったものです。
ビジネスはWIN-WINの関係が基本
先日も「ちょっとお話お聞かせください」「ちょっとご協力いただけませんか」
といった問い合わせが届き、
少し考えましたが有料である旨の返信をしました。
まず、お話の内容が今まで私が蓄積してきたノウハウや知識に関するものであったことです。
実際にコンサルティングをして、サービス化して、お金をもらっている内容でした。
これで料金をいただかないのは、今までコンサルティングをしてきた人たちに面目が立ちません。
また、どんなに考えても、お話をすることによる私のメリットが何もなかったからです。
例えば話をすることによってWebサイトで紹介いただけるとか、
何か教えていただけることがあるとか、
メリットがあればよいのですが、そういったものが全くありませんでした。
もちろん料金のお支払いについても記載はありませんでした。
これ、あっちはWINでも私LOSEだよなあ・・と。
目に見えないものを売っている者の宿命かも
これが、目に見えるモノだったらわかりやすいと思います。
八百屋さんで人参(=知識・ノウハウ)が売られている。
店の中に入ってきた人が、
「私はいま人参(=知識・ノウハウ)がどうしても必要だから協力して!」
と言ってお金も払わずにせがんでいるようなものかなと。
こっちは死活問題です、なにしろ人参(知識・ノウハウ)をただで持っていかれてしまうのですから。
ただこういったことは、目に見えないものを売っている者の宿命かな・・
と諦めています。
感情は入れずに、淡々と対応
こういったことが起こっていちいち感情が揺さぶられていたらきりがないので、
なるべく感情は入れずに淡々と対応するのが大事だと思います。
定型文を用意しておいてRPAに自動送信してもらうとか良いかもしれませんね。
大事な仕事に集中するために、余計なことに振り回されないようにしたいものです。
まとめ
目に見えないものを売っている者の宿命として、
「ちょっとお話お聞かせください」に対応するべきかについて書いてみました。
もちろんときと場合によってよく考えますが、
どう考えてもこちらがLOSERの場合にはなるべく感情を入れずに淡々と返すことが大事だと思います。
編集後記
昨日は、法人決算、セミナー資料作成、をメインに。
最近のあたらしいこと
とある問い合わせ