オンラインコミュニティ運営に、Slack+Notion+stripeが快適な件
5/12024
カテゴリー:コミュニティ運営
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最近、オンラインコミュニティを始めました。
ビジョンや価値づくりとともに悩んだのが、利用する「ツール」です。
活発な交流、情報の整理、スムーズな決済は
コミュニケーション運営に必須です。
そこで、Slack(交流)+Notion(情報整理)+stripe(決済)を導入したところ、
今のところ快適です。
交流ツールにSlack
まずは、交流ツールにSlackを選びました。
オンラインコミュニティというと、Facebookグループを使う方が
多いイメージがありましたが、
私自身があまりFacebookを使っておらず
イメージがわかず…
Facebookだと、情報が流れていってしまうイメージはありました。
一方Slackは、どちらかというとビジネス寄り(私も仕事で使ってます)
ですが、交流するのに使いやすいと感じています。
チャンネル機能が使いやすい
チャンネルとは、特定のことを話す会議室のようなイメージです。
このチャンネルがコミュニティ運営にマッチしてます。
あらかじめチャンネルの命名ルールを
- # general:全員へのアナウンス、初めましてコメント
- # pj-:プロジェクト
- # help-:質問・相談
- # work-:お仕事募集
- # z-:雑談
などと決めておけば、ごちゃごちゃになりません
(フォルダも作れるし、並び替えも可能)。
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チャンネルに招待するメンバーも選べるので、招待されていない方に
余計な通知がいかないのも良いですね。
スレッド機能が会話の整理に役立つ
スレッドとは、ひとつの投稿に、会話形式で続けることができる機能です。
「この会話に回答している」ということが分かるので、
見逃しを防げます。
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その他、便利なアプリや外部連携も多く、Chatworkなどと比べても使いやすいです。
(下記は「Polly」という投票ツールを使った例)
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無料プランで十分かも
その他、無料プランでも
- メールで簡単にメンバーを招待できる
- メンバー招待の制限なし
- メンバーリストを簡単にcsvでエクスポートできる
ができるので、有料にしなくても良いかな、という気持ちでいます。
ビデオ・音声機能もありますが別途ZOOMの有料プランに
入っているのでZOOMのアドレスを指定すればOK。
ただ、メッセージのやり取りは無料プランでは90日間で消えてしまうので
ちょっと考え中です。(エクスポートファイルもJSON形式だし…)
もしかしたらAPI機能を使ってSpreadsheetに書き出すことが可能かも
しれないので、これは今後試します。
(有料プランにするとひとりあたりの金額がかかるのでかなり辛い)
90日前のメッセージを残さないで良い、という
人であれば全然無料で問題ないと思います。
情報整理にNotion
Slackは普段の交流には良いですが、情報の整理には向いていません。
そこで、コミュニティのポータルサイトのような、
整理されたツールが必要だなーと思っていたところ、
プライベートでも仕事でも利用しているNotionが最適、
と判断しました。
Webページとして公開できる
Notionであれば、下記のようなページを
ブロック感覚で作ることができ、Web上に公開することができます。
メンバーへの始めのアナウンスや資料アーカイブを案内するのに便利です。
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ゲストとして招待すれば、同時編集が可能
せっかくだから、Notionにメンバーの紹介ページを作りたいなと思いました。
こちらで情報をいただいて作るよりも、
メンバーが自由にいつでも編集できるようにしたほうがいい
と思い、ゲストとして招待して自身で編集
してもらいました。
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Notionの場合、自分が有料プラン(月額8ドル)に入っていれば、
ゲストを100名まで招待できます。
Notionにはワークスペース全体に招待できる
「メンバー」というプランもあるのですが、
ひとりあたり月額10ドルかかります。
今回は「メンバー紹介ページ」という特定のページ
のみの同時編集だけできれば良いし、その他のページは
Webで共有できれば良いので
自分だけ有料プランで、メンバーの皆さんはゲストとして
招待が良いと考えました。
ここの選択を誤ると一気にコストが
かかってしまうので注意ですね。
また、同時編集は操作に慣れていない人の誤操作も
あるのでその点も注意です。
データベースがやっぱり使いやすい
Notionはやはりデータベースが秀逸だと思います。
メンバー紹介ページはデータベースに情報を入力
してもらい、写真をアップしてもらいました。
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データベースの場合、入力するべきことがわかりやすいのが良いですね。
写真もショートコードですぐにアップロードできる気軽さが良いです。
ブロック形式で、自由に編集していただいています。
決済に、stripe
今回、コミュニティは有料にしたので、決済をどう行うかも
課題でした。
そこで、以前から使っている決済代行サービスの「stripe」
を選びました。
決済手数料がシンプル・安め
stripeの特徴は決済手数料が決済のときにかかるものだけ
(2024年5月1日現在、購入金額の3.6%)というシンプルさ
が良いです。
他の決済サービス(BASE、STORES、Amazon Payなど)と比べても
安めです。
「Payment Link」をご案内すればOK
stripeの場合、サブスクリプションの商品を作成して、
「Payment Link」(決済のリンク)をご案内すれば
サブスクリプションをスタートさせることができます。
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毎月1日に課金、といった細かいカスタマイズはできないのですが
無料でこの機能は十分すぎると考えています。
stripeは比較的審査がゆるめで、
初心者も操作しやすい決済サービスなので、
こういった小さなコミュニティ運営の活用に
最適と考えています。
まとめ
オンラインコミュニティ運営に、Slack+Notion+stripeが最適な件ということで
今の状況を書いてみました。
便利なツールをなるべくコストを抑えて使い回すことで、
コミュニティ運営は十分可能です。
こういった便利なツールを使い倒し、
価値を生み出したいと思っています。
編集後記
昨日は、コミュニティの顔合わせ会を。色んなバックグラウンドの方がいて面白かったです!
午後は、息子と街にお出かけ。引越し先の候補探しです。
最近のあたらしいこと
ジンバル
コンデジにジンバルをつけて動画撮影の練習をしています。
色々効果をつけて、楽しんでいます^^ もうちょっとブレを防ぎたいけど、、、